総合病院で心理カウンセラーとして働く30歳の釘宮涼子は、医師ではないからという理由で夫の両親から認められず離婚した過去が原因で、新たな恋愛に臆病になっていた。涼子はある日、海外研修を終えて帰ってきた新任の内科医・吉乃と知り合う。人の悩みばかり聞いて、自分の悩みは誰に聞いてもらうのかと吉乃に尋ねられ、今までにない感情を抱くが、吉乃が元夫の弟だったことが判明し、騙されていたのだと深く傷つく。だが後日、吉乃から自分は兄より先に涼子を好きだったと告白され、真っ直ぐに思いをぶつけてくる吉乃に、自分も一歩踏み出そうと涼子は勇気を出す。離婚で傷つき、溜まっていた思いを吐き出させ、救ってくれたのは、元夫の弟。しかし、自分の中のモラルが「元・義弟との交際」を躊躇わせる。