堂免公園
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ドキュメンタリー映画『KUMAMOTO BARTENDERS CHOICE』を監督した榎田信衛門が、前作『removal of bar:colon』で音楽を担当したジャズピアニスト中田由美と再び組んで製作した劇映画。榎田信衛門にとって初めての劇映画である。
FMC KOMBINATのスタッフが主要キャストに指名された。
2013年4月5日に『KINEATTICシアター』(東京都渋谷区)で初上映された。
物語
今日もハローワークで仕事を探す失業中の独身中年男・戸田徹夫(鶴田タケシ)。いい求人にも出会えず、以前面接を受けた会社からは非情な返事‥。
気持ちが折れかかった戸田は、偶然通りかかった公園(堂免公園)のベンチにへたり込む。ぼんやりと公園の風景を眺めている戸田の脳裏に甦ってくる幼い頃のおぼろげな記憶。
遊んでいた女の子が飛ばした玩具の飛行機が戸田のところに飛んでくる。飛ばしていたのは近所の主婦・浜口直美(村上実知子)の子どもなつき(村上なつき)だった。
この偶然の出会いをきっかけとして、あんまり仕事熱心ではないタコ焼き屋・松井敬三(成田孝二)、PTA役員をやっている主婦・吉沢美津子(金子理恵)、生徒達から虐められている気弱な中学教師・久保誠一郎(鶴田欣三)らが絡み、戸田の思い出探しが始まる。
「宇土市の生まれで‥」この堂免公園とは接点がないはずの戸田徹夫。似たような公園が数ある中、何故か幼い頃の記憶とどこか符合するものがある。 「そう云えば消防車が‥」「このすぐ近くが消防署です」 「コンクリート製の山があったはずですが」「それは知らないなぁ」
くしゃくしゃになっていた記憶の断片が一つ一つ広げられていく。そして見えてきたものは‥。
出演者
- 戸田 徹夫:鶴田タケシ(幼少時:種田誠ノ介)
- 失業者。求職活動中である。ハローワークからの帰途、偶然立ち寄った公園(堂免公園)に何故か懐かしさを感じてしまう。
- 浜口 直美:村上実知子
- 近所の主婦。子ども連れで堂免公園に来ていた。子ども(ナツキ)が飛ばした玩具のゴム動力飛行機がきっかけとなり戸田徹夫と知り合う。
- 松井 敬三:成田孝二(幼少時:種田誠ノ介)
- 九学通りでタコ焼き屋を営む。味にばらつきが有り評判はよくない。治験のバイト斡旋など怪しい仕事にも手を出している。
- 吉沢 美津子:金子理惠
- 中学2年の娘を持つ主婦。PTA役員をやっている。
- 久保 誠一郎:鶴田欣三
- 白川中学校の国語教師。生徒からいじめられ対人恐怖症になっている。
- 配置役セールスマン:甲斐匠平
- キャッチボールの女:河内山裕子
- キャッチボール男(合成):成田孝二
- ムラサキフーズのOL(声):高田恭子
- ムラサキフーズの主任(声):高岡裕
- 浜口直美の娘ナツキ:村上なつき
- 三小田徹三(二役):鶴田タケシ
- デリ嬢あゆみ:鶴田絵美
- デリ店長 黒田:椿山春(特別出演)
- 堂免公園界隈の生き字引。大抵のことは覚えている不思議な男。