大宇財閥

経営破綻で解体された韓国の財閥 From Wikipedia, the free encyclopedia

大宇財閥(テウざいばつ : Daewoo Group)は、1999年に経営破綻した韓国企業グループ大宇グループとも呼ばれていた。

ハングル 대우 재벌
漢字 大宇 財閥
発音 テウ ジェボ
日本語読み: だいうざいばつ
概要 大宇財閥, 各種表記 ...
大宇財閥
各種表記
ハングル 대우 재벌
漢字 大宇 財閥
発音 テウ ジェボ
日本語読み: だいうざいばつ
RR式 Daeu jaebeol
MR式 Taeu jaebŏl
英語表記: Daewoo Group
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破綻前は、韓国の10大財閥の1つに数えられ、現代に次ぎ、韓国第2位の企業グループだった。

沿革

創業

大宇実業は、漢城実業に勤めた実業家の金宇中1967年ソウル中区忠武路で、資本金500万ウォンで創業した。東南アジア米国市場に進出して成功し、1970年代に大宇建設、大宇証券、大宇電子などを次々に創設、新興財閥となった。、1978年には韓国産業銀行と共同出資により、民営化された大韓造船公社(1937年創業)の玉浦造船所を引き継ぐ形で大宇造船を設立した[1]

破綻

1979年には26分野34社を擁する財閥となっていたが、同年に発生した朴正煕暗殺事件で経営に不利益を及ぼした[1]

アジア通貨危機で約800億ウォン(8430万米ドル)の負債を抱え、1999年夏、ゼネラルモーターズ(GM)による中核企業の大宇自動車(現在の韓国GM)への出資交渉が決裂したことから、経営難が明らかになった。この結果、韓国政府によるグループの解体が行われ、大宇グループは経営破綻した(事実上の倒産)。

その過程でグループ会長の金宇中が43兆ウォン(当時の日本円で約4兆900億円)を持ってヨーロッパに逃亡した。2005年6月14日にベトナムから帰国後、背任などの罪で裁判にかけられ、2006年11月3日に懲役10年と210億ウォン(約25億円)という過去最高の罰金を科す判決を言い渡された。

再建

なお、傘下の企業は債権団の管理下(ワークアウト)の中、順調に再建を果たしており、建設機械で最大手の大宇総合機械を筆頭に売却が始まったが、その過程で大宇の名を冠した企業はほとんどが改名されたため、現在では非営利団体の「大宇財団」「大宇世界経営研究会」(旧大宇人会)などが、当時のロゴ、フォントを使い存続している。

2009年には大宇造船が、イラン国営タンカー会社英語版から210万バレル級のタンカーの注文を受けた[2]

当時のグループ企業

現在も社名が変更されていない企業

現社名から大宇が消滅した企業

現代グループ

斗山グループ

ポスコグループ

  • 大宇インターナショナル → ポスコ大宇 → ポスコインターナショナル
  • 大宇エンジニアリング → ポスコエンジニアリング → ポスコ建設

ハンファグループ

その他

解体された企業

脚注

参考文献

外部リンク

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