大江益夫
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京都府福知山市出身。京都府立福知山高等学校卒業。高校1年生より日本民主青年同盟の活動家であった。だが高校2年生のときに京都大学原理研究会との神の存在をめぐる論争で負けたことから神の存在を認めて統一教会に入信する[3]。
早稲田大学卒業。大学在学中に統一教会の組織の拡大に向けた活動を行ない、卒業後は文鮮明から直接指示を受けるという立場であった。1970年代から1980年代にかけては統一教会の関連組織である勝共連合の局長や部長となる。1980年代より日韓トンネル建設計画の幹部[4]。
世界平和統一家庭連合の広報担当も務める。1992年に広報担当に就任して、それから1999年まで務めてきた。この期間には桜田淳子の合同結婚式もあった。統一教会とオウム真理教を比較しすれば、統一教会にはオウム真理教のように敵対勢力をポアするという発想は無いとする。だがこれが共産勢力との戦いとなれば話は別となり、武器を持って戦うという軍人の精神のような発想があったとする。赤報隊事件の犯人像については、単独犯ではなくグループであっただろうとする。これは殺害する人以外に逃走を助ける人や声明文を書く人などがいたはずだとする。犯行を指揮した人は統一教会の関係者の可能性が高いとする。犯人の可能性はやくざの組織の人間であった可能性があるとする。統一教会にはそのような組織とのかかわりは全く無かったとできなく、あの残虐な事件はそのような人間でなければできないとするため。だが勝共連合の可能性もあるとする。勝共連合とは自衛隊の後方支援という位置付けで生まれ民間防衛を担うという発想であったためとする。そして勝共連合に属する統一教会信者は実際に軍事訓練を行い、大江自身も普段から訓練を行っていたとのこと[5]。
大江は統一教会というのは元々は霊感商法と言われるような悪質な行為をする団体ではなかったとする。統一教会が大きく変わったのは1975年であったとする。それまでの統一教会とは伝道活動が中心であったものの、それより経済活動が行われるようになったとのこと。そしてこの年より日本は韓国を植民地支配したために贖罪しなければならず、日本の信者は韓国に送金しなければならないとして経済活動に励まなければならなくなったとする。この経済活動が強まった中で霊感商法が始められたとする。大江はこの霊感商法は教えから外れておりやり過ぎであるとしている。この経済活動が教団の性格をゆがめ、様々な問題を引き起こしてきたとする[5]。
統一教会は自衛隊に働きかけて、自衛隊を中心としてクーデターを起こそうとしていたとする。統一教会は、三島由紀夫の楯の会よりも信頼を得ていただろうとする。政治家との信頼関係があり、その下に自衛隊の基地を訪問して激励の言葉を述べてきたとする。そして自衛隊で定期的に訓練を受けていたとする[6]。
2014年時点で国際ハイウェイ財団理事長。日韓トンネルを計画していた。日韓トンネルとは民間ではとてもできない規模であるために、国が動き出したときには既に調査を始められる段階にしておくということが役目であるとしていた[7]。
安倍総理が殺害される事件が起きた際には、教団に天罰が下ったと感じたとしている。犯人の母が行なっていた献金とは信教の自由の範囲内であるものの、そのせいで自己破産になったり路頭に迷うならば教団は受け取らないようにするべきであったとする。信教の自由とは公序良俗に反しない限り自由であるのであり、統一教会幹部はこのことを分かっておらず、より多くの金を集めることしか頭に無いとする[8]。
大江は自民党に対しては強い憤りがある。統一教会とはあれだけ多くの自民党の選挙を手伝うなどの面倒を見てきたというものの、安倍首相が銃撃された事件を境に統一教会への批判が高まったために、一斉に手のひらを返したためである。自民党は自分たちだけが逃げ切ろうとしていると批判する[9]。
大江は、統一教会の信者はボランティアとして多くの自民党議員の選挙を手伝ってきたのであるが、なぜこのようなことをしてきたのかというと、憲法改正という目的があったからだとする。統一教会と勝共連合が目的としていたのは、憲法の条文に国を愛する義務を盛り込むことであったとする。それに対して自民党とは憲法改正を党是に掲げていながら、やる意欲を見せていなかったとする。自民党議員というのは自分が当選すれば他はどうでもよく、国を愛するということは考えていなかったとする。だがその中で安倍総理だけは真剣に憲法改正をやろうとしていたために、統一教会は本気で安倍総理を応援していたとする[10]。
脚注
- ↑ kyoto-minpou. “「京都ではほとんどの自民党国会議員と関係結び、支援」 90年代に統一協会広報部長務めた大江益夫氏が本紙に証言、8月に『懺悔録』が出版”. 京都民報Web. 2026年4月6日閲覧。
- ↑ “旧統一教会・元広報部長の懺悔本、元オウム真理教の上祐史浩はどう読み解くか? 改めて裏付けられた自民・岸信介以降のつながり、旧統一教会が赤報隊事件に関わっているとの告白も | JBpress (ジェイビープレス)”. JBpress(日本ビジネスプレス). 2026年4月6日閲覧。
- ↑ “【著者インタビュー】『旧統一教会 大江益夫・元広報部長懺悔録』”. ZAITEN(ザイテン)「過激にして愛嬌あり」の経済情報マガジン. 2026年4月6日閲覧。
- ↑ kyoto-minpou. “「京都ではほとんどの自民党国会議員と関係結び、支援」 90年代に統一協会広報部長務めた大江益夫氏が本紙に証言、8月に『懺悔録』が出版”. 京都民報Web. 2026年4月6日閲覧。
- 1 2 『FLASH』編集部 (2024年8月5日). “「赤報隊事件」旧統一教会・元広報部長が明かす “散弾銃訓練”と “武闘派”…教団からは「懺悔本」出版への圧力も”. Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌]. 2026年4月6日閲覧。
- ↑ “「旧統一教会 大江益夫・元広報部長懺悔録」樋田毅/光文社新書(選者:佐高信)|週末オススメ本ミシュラン”. 日刊ゲンダイDIGITAL (2024年11月3日). 2026年4月6日閲覧。
- ↑ “芦辺に3万平方㍍の土地取得 日韓トンネルフォーラム | 【公式】壱岐新聞社”. iki-guide.com. 2026年4月6日閲覧。
- ↑ 謙一郎, 石井 (2024年8月20日). “統一教会 元広報部長が懺悔「安倍総理、山上、韓国送金…今こそ、すべてを語ります」”. 週刊文春. 2026年4月6日閲覧。
- ↑ 「週刊文春」編集部 (2024年8月20日). “「安倍さんを本気で応援した」「目的は憲法改正」旧統一教会元幹部(75)が実名告白! 自民党との“蜜月”の知られざる中身”. 文春オンライン. 2026年4月6日閲覧。
- ↑ 「週刊文春」編集部 (2024年8月20日). “(2ページ目)「安倍さんを本気で応援した」「目的は憲法改正」旧統一教会元幹部(75)が実名告白! 自民党との“蜜月”の知られざる中身”. 文春オンライン. 2026年4月6日閲覧。
- ↑ “虚偽に満ちた〝妄想の懺悔録〟―― マルクスを信奉し続けてきた大江益夫・元広報部長の顛末 | 真の父母様宣布文サイト” (2024年8月19日). 2026年4月6日閲覧。