「これが初恋だというのなら、たぶん、きっと、そうなんだろう。」
エノシマで一人暮らしをしている少年空渡タケル。彼はいつの頃からか、同じ夢を見続けるようになっていた。それは、名前も知らない少女の夢。機械でできた翼を広げ、タケルの前に舞い降りてくる少女。それは、どこか物悲しい、でも、ただの夢だとタケルは思っていた。
しかし、ある日タケルはその少女に出会う。その少女は、夢と同じ醜くて美しい機械の翼を広げていた。その虹色の瞳を持った”神さま”は、タケルにこう言った。
「あなたが、私の願いを叶えてくれる人?」