婦人
成人女性全般への敬称
From Wikipedia, the free encyclopedia
概説
大正デモクラシーの時期、婦人という語は、普通選挙権要求運動とも連動し、斬新な響きを持った。「婦人公論」に代表されるように、「意識の高い成人女性」との響きさえあった。社会主義国家群でも、「婦人解放の日」を制定した[5]。
婦人という語感が、「年輩女性」との意味合いも持つようになり、次第に使われなくなった[要出典]。男権優位的な言葉である夫人(これは既婚女性を指す)の代替語として使われたこともあった。三井マリ子議員は、「婦」の字は「女」に「帚」であり、女性差別的な表現であるために使わない方がよいと指摘した[6]。なお学術的には、「婦」という文字に含まれる「帚」は単なる形声文字の音符であるため、「ほうき」という意味とは関係がない[7]。
現代の日本語においてより一般化した呼称が「女性」であり、丁寧な呼称が「ご婦人」「レディ」「淑女」である。上流階級の女性に対しては「貴婦人」という呼称となる。