宮坂武男
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研究方法
長野県城郭調査の先駆である『長野県町村誌』『長野県の中世城館跡-分布調査報告書-』をはじめとして、各行政誌などに基づき、いくたびにわたり同じ城館に訪問。また、地元の古老に対し聞き取り調査を実施している。
現地では、巻き尺をもって遺構の寸法を計量するなど地道な調査で縄張り図を作成。その研究対象は長野県にとどまらず、山梨県などにも及び、踏査した山城は2,500を超えるという。その一方、 『長野郷土史研究会機関誌 長野第218号 特集 北条氏と信濃』(H13.7刊)掲載の論文”「鬼ヶ城」「猿ヶ城」と呼ばれる城跡”において、「県下の山城踏査の中で、敬遠したくなるような城跡がある。その代表的なのが「鬼ヶ城」あるいは「猿ヶ城」と呼ばれているもので、名前だけでも察しがつく。(中略)どこを見ても険しい山ばかりで、よくぞここまで辿り着けたものだと満足感はあったが、二度と行きたいとは思わない山である。」と、回顧している。