寄付月間
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寄付月間(Giving December)とは、「欲しい未来へ、寄付を贈ろう。」を合言葉に毎年12月の1ケ月間、全国規模で行われる啓発キャンペーン。民間非営利組織、企業、大学、行政、国際機関などが推進委員会を設置し、2015年12月に第一回寄付月間が始まる。民間主導の取り組みであるが、2016年6月2日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2016 ~600兆円経済への道筋~」(骨太方針)に「『寄付月間』等の寄附文化の醸成に向けた取組を推進」が盛り込まれた。
日本には、阪神淡路大震災を契機として生まれた防災とボランティア週間といったボランティア活動の推進週間はあったものの、寄付を推進する全国的なキャンペーンは無かったが、東日本大震災において多くの日本人が寄付するなど、社会全体の寄付への関心の高まりを受けて、寄付に関連する活動を行っている主要な民間非営利団体、企業、大学、行政、国際機関が集まり、「寄付月間~Giving December~」(毎年12月1日から12月31日まで)を行うことを決定した。35の法人代表者が実行委員会(委員長:小宮山宏 三菱総合研究所理事長・第28代東京大学総長)を形成し、企画運営を行っており、事務局は実行委員会の有志が共同事務局を設置し、運営している。
寄付月間は、特定の団体への寄付をお願いするものではなく、一人ひとりがこの機会に寄付について考えたり、実際に寄付してみたり、寄付月間についてソーシャルメディアで広げたりすることや、寄付を受ける側が寄付者に感謝して、きちんと寄付の使い道を報告することが進むきっかけにするということを目的とした活動である。
海外ではGiving Tuesdayとして、サンクスギビングデー空けの12月の最初の火曜日を寄付の日と定めているキャンペーンもある。
2020年は688法人がパートナーとなり、コロナ禍にもかかわらず、過去最多の196の公式認定企画が実施された。
2015年の取り組み
寄付月間2015では123の賛同パートナー団体が参加し、23の公式認定企画が発表された。特徴的な企画としては、 ・ビル・ゲイツの来日イベント「PhipanthropyxInnovation(フィランソロピー x イノベーション)」(主催 朝日新聞社 共催寄付月間) ・東海地域で約2000店舗が参加したカンパイチャリティ(ビールを飲むと寄付になるキャンペーン) ・朝日新聞上での寄付リレートーク(山中伸弥 京都大学教授等) ・寄付体験について語りあう「キフカッション」 ・Japan Givingの手数料無料キャンペーン ・寄付者への100の感謝メッセージプロジェクト ・全国各地での寄付月間記念シンポジウムの開催などがあった。
カンパイチャリティを主催した株式会社マルト水谷と公益財団法人あいちコミュニティ財団が全公式認定企画で最も象徴的な取り組みとして、寄付月間2015大賞を受賞した。