小島一浩
From Wikipedia, the free encyclopedia
小島 一浩(こじま かずひろ、1976年〈昭和51年〉 - )は、日本のAI研究者、企業DX・AX推進の専門家。AI・数理領域の著作に『本質から学ぶAI総合講義 ― 数理モデルとPythonコードで理論と実装を往復』(幻冬舎)がある。
函館ラ・サール高等学校を経て東京理科大学で数学を学び、メガバンクに入行後は国際制度対応や決算業務の効率化に従事。東京大学大学院経済学研究科(社会人特別選抜)で、株式市場のボラティリティに着目し、状態空間モデルを活用した数量ファイナンスの研究を行い、全売り局面における運用方法の一つを対象とした考察を学位論文としてまとめ、修士(経営学)を修得。広告関連企業でBI導入や業務自動化に携わり、人材関連企業ではAI実装・DX推進を主導。現在は先進技術関連企業にて、コーポレート領域におけるDXとマルチAIエージェントの融合およびHuman-in-the-Loop(HITL)を前提としたAIエージェント活用の実装を推進している。
研究・活動
主な関心分野として、人工知能(AI)および機械学習、企業DXおよびAX戦略、マルチAIエージェントシステム、数理モデルおよび伊藤確率過程(確率微分方程式)、状態空間モデル(カルマンフィルター、粒子フィルタ等)、量子コンピューティングとAIの融合などが挙げられる。
AIを単なるツールとして導入するのではなく、組織の意思決定や業務プロセスに組み込む設計を重視し、経営判断とアルゴリズムの協調を前提とした枠組みの構築を特徴とする活動を行っている。
また、数量ファイナンスおよび状態空間モデルに関する研究の一環として、森平爽一郎『経済・ファイナンスのためのカルマンフィルター入門』(朝倉書店、2019年)に関する書評を執筆し、『東京大学経済学研究』第62巻(2019年)に掲載された。
著作
単著
- 『本質から学ぶAI総合講義 ― 数理モデルとPythonコードで理論と実装を往復』(幻冬舎、2025年) 人工知能を数学的・理論的基礎から解説した書籍で、脳科学者・茂木健一郎による推薦文が表紙に掲載されている。