オーソドックスな性格と半前衛的なものとの融合に近い。ハープ・ソロのための「祈祷」に見られる新しいものを開拓しようとする姿勢、その一方で、三重奏のための「点と線」の音の重ねかたに見られる、現代の同僚と膝を交えようとする姿勢の大きな2つの傾向がある。彼女の現在までの代表作はフルートオーケストラの為の『小さな遊び』で、今までになかったような音響を、楽器の奏法よりも、むしろ作品の構造によって表現・発見しようとする強い意志が見られる。ピアノ独奏の為の「クリスタル」は自作自演のレパートリーとされている。2005年2月に帰国後は、日本の関西で現代音楽専門のピアニストとしても精力的に活動している。