川嶋朗
日本の医師、似非科学論者
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概要
東京都台東区にて育ち、少年時代は児童劇団こまどりに所属し、子役として活動した。1970年4月~1971年3月、NHKの連続ドラマ「へこたれんぞ」で主役をつとめた[1]。
北海道大学医学部在籍中に東洋医学研究会創設・主宰。東京女子医科大学入局後は、腎臓の蛋白代謝などの研究に従事。Harvard Medical School & Massachusetts General Hospitalでは増殖因子の転写調節の研究などに従事。2003~2014年東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長。2014~2022年東京有明医療大学教授。2022年4月より現職。日本初の高等教育機関における統合医療教育を主宰。2025年日本臨床統合医療学会創設。自然治癒力を重視し、近代西洋医学と補完・代替医療を統合した医療の実践を日本の医科大学で初めて立ち上げ、現在も日本の医療系の大学の教育・臨床・研究の現場に立っている。冷え研究の第一人者であり、また「よりよく生きる」「悔いのない、満足のいく人生を送る」ための心得として、「自分の理想的な死とは何か」を考えるQOD(クオリティ・オブ・デス=死の質[2])の提唱者。
略歴
- 1976年 暁星中学校・高等学校卒業
- 1983年 北海道大学 医学部 医学科 卒業
- 1983年 東京女子医科大学 第4内科 入局 研修医
- 1985年 東京女子医科大学 第4内科 医療練士
- 1986年~1990年 東京女子医科大学 大学院 医学研究科
- 1990年 東京女子医科大学 第4内科 助手(助教)
- 1993年~1995年 Harvard Medical School & Massachusetts General Hospital 留学
- 東京女子医科大学 腎臓病総合医療センター 内科&血液浄化部門 講師
- 東京女子医科大学附属成人医学センター講師(兼任)
- 東京女子医科大学附属青山女性・自然医療研究所 副所長・講師
(東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック 所長)
医療に関する見解と活動
川嶋は、統合医療を、西洋医学か補完・代替医療かを問わず、個人に合った療法を選ぶ受診者主導の医療と位置づけている[3]。根拠なく西洋医学を否定したり、特定の治療法を患者に押しつけたりすれば健康被害を招くおそれがあるとし、医師が統合医療を学ぶ必要があるとも述べている[4]。
2015年の著書『医者は自分や家族ががんになったとき、どんな治療をするのか』を紹介した記事が、「99%の医者は自分に抗がん剤を使わない」とする見出しで配信され、医師らから根拠の信頼性について批判を受けた[5]。
気功でいう「外気」の中継装置とされる「ハイゲンキ」を診療に用いている[6][7]。販売元の株式会社エス・エー・エスは、「真氣光」を波動的な性質を持つ宇宙エネルギーの一種で、人の生命エネルギーを高める作用があるものと説明している[8]。川嶋は、真氣光との出会いが自然医療に取り組むきっかけになったと述べている[6]。
2022年、神奈川歯科大学大学院に開設された「統合医療学講座」の設置を提案した[9]。同講座では、ホメオパシー、波動療法、オーソモレキュラー療法、O-リングテストなどが扱われ、その一部について専門家らから疑似科学との指摘が出た[9][10]。川嶋は毎日新聞の取材に対し、統合医療は「玉石混交」であり、西洋医学を修めた上で、患者から相談を受けた際に療法の真偽を見分けられる医療従事者を育成する必要があると説明した[9]。
主な著作
- 『心もからだも「冷え」が万病のもと』(集英社新書)
- 『冷え取り美人』(アスペクト)
- 『ナースのための補完・代替医療の理解とケア』(学研)
- 『病気は心のメッセージ』(PHPファクトリー・パブリッシング)
- 『すべての病は「気」から!』(大和書房)
- 『クールな男は長生きできない』(オレンジページ)
- 『病気にならないカラダ温めごはん』(アスペクト)
- 『太らない病気にならない体のつくり方』(実業之日本社)
- 『やせる!冷え取り習慣66』(講談社)
- 『58歳からの人には言えないからだの悩み』(講談社)
- 『ドライヤーお灸』(青山出版社)
- 『一生毒をためない生活』(永岡書店)
- 『「見えない力」で健康になる』(サンマーク出版)
- 『川嶋流がんにならない食べ方』(小学館101新書)
- 『川嶋朗式「冷えとり」で体内酵素を活性化する方法』(主婦の友社)
- 『体を温めて健康になる100の法則-冷えを取れば万病が治る!』(リイド社)
- 『冷え克服法』(エクスナレッジ)
- 『子供の体温をあげれば学力が上がる!』(阪急コミュニケーションズ)
- 『医師が教える幸福な死に方』(角川SSC新書)
- 『取り戻せ、“自然治癒力”統合医療で治す!』(世界文化社)
- 『代替医療で難病に挑む』(ペガサス)
- 『医師が教える冷え取り生活のススメ』(アスペクト文庫)
- 『冷えとりの教科書』(マイナビ)
- 『エアコンを3℃上げれば寿命が延びる』(宝島社新書)
- 『医者が教える死ぬときに後悔する34のリスト』(アスコム)
- 『医者にはがんは治せない 自分の力で病気を治す30の方法』(宝島社)
- 『ヘルシーエイジングのための自然医療』(医学と看護社)
- 『医者が患者に知られたくない治療の真実』(きこ書房)
- 『患者力のすすめ』(幻冬舎ルネサンス)
- 『逆に病気を呼びこんでいる44の健康法』(宝島社)
- 『弱った体が蘇る41の方法』(KADOKAWA)
- 『自癒力』(KKベストセラーズ)
- 『「無理する自分」を捨てれば病気は逃げてゆく』(主婦の友社)
- 『病気で死なない生き方33』(講談社)
- 『あたため美容部 温活レシピ』(主婦の友社)
- 『The Smoothies Bible:Pat Crocker』(川嶋 朗 監訳)(医道の日本社)
- 『The Juicing Bible:Pat Crocker』(川嶋 朗 監訳)(医道の日本社)
- 『医者に聞きたくても聞けないがんの質問41』(宝島社)
- 『ボケたくなければカレーを食べなさい』(ワイズファクトリー)
- 『医者が教える行ってはいけない病院 間違いだらけの健康法』(洋泉社)
- 『子どもは体を温めると頭がよくなる』(三笠書房)
- 『健康法で死なないための42のカルテ』(水王社)
- 『家庭の医療費をかしこく節約する77の方法』(PHP研究所)
- 『病気の9割は「あいうえお」で防げ!』(創英社/三省堂書店)
- 『医者は自分や家族ががんになった時、どんな治療をするのか』(アスコム)
- 『医者に殺されないための「かかりつけ医」の見つけ方』(光文社)
- 『医者が看取りから教わった身近な人に迷惑をかけない39の心得』(宝島社)
- 『がんは自然に消える 医者に頼らず病気を治す30の方法』(宝島社新書)
- 『「血流たっぷり」で今の不調が消える』(日本文芸社)
- 『これからの東洋医学』(日本文芸社)
- 『人生最後の日に笑顔でいるために今日できること』(イースト・プレス)
- 『川嶋流温活で心とからだの万病を防ぐ』(メトロポリタンプレス)
- 『キレイが目覚めるドライヤーお灸 たった1分!あてるだけで』(現代書林)
- 『難病に挑むエネルギー療法』(幻冬舎)
- 『腓返りは自分で治せる』(宝島社)
- 「がん」も「うつ」も体温が低い(KAWADE夢新書)
- 死に方改革(ワニブックス【プラス】新書)
- 医者が教える最強の「毒出し 爪もみ」(PHP研究所)
- 毎日の冷えとり漢方(河出書房新社)
- 終末までの生き方(ビオ・マガジン)
- もむだけストレッチ(宝島社)
- 原因不明のカラダの不調は温熱で驚くほど改善する(評言社)
- どうせ一度きりの人生だから(アスコム)
- 60歳から体温を「0.5度」アップする健康法(Hanada新書)