川崎武装メーデー事件
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事件の発端
事件の概要
1930年の神奈川県のメーデー会場は、川崎稲毛神社の境内であった。
9時55分、メーデー実行委員会の副委員長が開会宣言を行おうとしたところ、「日本共産党日本共産青年同盟」と大書した旗を掲げ、竹槍や拳銃で武装した集団が乱入した。警察はこれを阻止しようとし大乱闘になった。その際、共産党側は拳銃を発砲し、警察官を負傷させた。また、メーデー実行委員会のメンバーたちにも刺傷させた。約20分後、警察の応援部隊も到着し犯人8人を逮捕した。
メーデーの大会そのものは協議の結果、参加者全員に対する身体検査の実施と引き換えに14時から再開された。
この事件で負傷した警察官3人には、翌年の1931年4月29日に功労賞等が授与された。
なお、この一件については、事件直後から共産党内でも批判の声があがり、1930年のプロフィンテルンの国際大会でも批判の対象となった。
参考文献
- 神奈川県警察史編さん委員会編 『神奈川県警察史 中巻』神奈川県警察本部、1972年