年齢調整死亡率 From Wikipedia, the free encyclopedia 年齢調整死亡率(ねんれいちょうせいしぼうりつ、Age-adjusted Mortality Rate)とは、観察集団と基準集団の年齢構成の違いを考慮して補正した死亡率。 厚生労働省統計では昭和60年の年齢構成を基準集団としている。 (詳細は以下) 基準母集団はk個の年齢階級 各階級の年齢別人口は n i ( i = 1 , … k ) {\displaystyle n_{i}(i=1,\dots k)} Σ i = 1 k n i = N {\displaystyle \Sigma _{i=1}^{k}n_{i}=N} 観察集団の年齢階級別死亡率を p i ( i = 1 , … k ) {\displaystyle p_{i}(i=1,\dots k)} 年齢調整死亡率= 1 N Σ i = 1 k n i × p i {\displaystyle {\frac {1}{N}}\Sigma _{i=1}^{k}n_{i}\times p_{i}} 実際の計算方法 年齢構成の異なる集団で単純に死亡率で死亡状況の比較はできない。理由は、高齢者の多い集団では観測する死亡者は多く、若年層が多い集団では観測する死亡者は少ないからである。 以下に簡単に計算方法を示す。(紙面の関係で4階級の年齢の例とするが、階級数が増えても同様である。) 年齢階級 基準集団 観察集団 人口 n i {\displaystyle n_{i}} 死亡数 調整された死亡数( n i × p i {\displaystyle n_{i}\times p_{i}} ) 人口 死亡数 死亡率( p i {\displaystyle p_{i}} ) 40歳未満 80000 80 80000×2/1000=160 3000 6 6÷3000=2/1000 40歳―64歳 80000 160 80000×1/1000=80 6000 6 6/6000=1/1000 65歳以上 40000 160 40000×2/1000=80 9000 18 18/9000=2/1000 合計 200000 400 160+80+80=320 18000 30 観察集団の死亡率を計算する2/1000,1/1000,2/1000 観察集団の死亡率をもとに、基準母集団での各階級での調整された死亡数を計算する160,80 ,80 基準母集団での各階級での調整された死亡数の合計を計算する160+80+80= 320 よって10万人あたりの年齢調整死亡率= 320 / 200000 × 100000 = 160 {\displaystyle 320/200000\times 100000=160} 関連 この観察母集団の標準化死亡比は31/51であり、基準集団の死亡率(10万人あたり)は400/200000×100000=200である。ここで以下の式に代入すれば(間接法) 観察集団の年齢調整死亡率=基準集団の死亡率×観察集団の標準化死亡比 200×31/51≒120 を得る。これは直接法で求めた観察集団の年齢調整死亡率=160と比較するとそう良い近似を与えていない。 基準人口 昭和60年モデル人口と平成24年10月1日の日本人人口を示す。 ただし、昭和60年モデル人口は、昭和60年国勢調査人口を基礎にベビーブームなどの極端な増減を補正し、四捨五入によって1000人単位としたもの。 年齢階級 基準人口(人) 年齢階級 基準人口(人) 0 ~ 4 歳 8 180 000 50 ~ 54歳 7 616 000 5 ~ 9 8 338 000 55 ~ 59 6 581 000 10 ~ 14 8 497 000 60 ~ 64 5 546 000 15 ~ 19 8 655 000 65 ~ 69 4 511 000 20 ~ 24 8 814 000 70 ~ 74 3 476 000 25 ~ 29 8 972 000 75 ~ 79 2 441 000 30 ~ 34 9 130 000 80 ~ 84 1 406 000 35 ~ 39 9 289 000 85歳以上 784 000 40 ~ 44 9 400 000 45 ~ 49 8 651 000 総数 120 287 000 平成24年10月1日人口と昭和60年基準人口モデル 外部リンク 年齢調整死亡率について ( 厚生労働省) この項目は、医学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:医学/Portal:医学と医療)。表示編集 Related Articles