弔鐘はるかなり
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北方謙三のハードボイルド小説でのデビュー作。大学時代より純文学を執筆していた北方であったが、「本当に書きたいものを書くラストチャンス」として長編エンターテイメントの執筆に着手する。3作書き上げた中から、『第二誕生日』という作品を手直しして出すことになり、『弔鐘はるかなり』と改題した。初出版がいきなり長編という、異例のデビューとなる。帯コピーは“ハードボイルドの新星”。
北方は本作の発表により純文学と決別、以後『ブラディ・ドール』シリーズや『檻』などのベストセラー作品を多数発表、日本を代表するハードボイルド作家となる。しかし、当初はハードボイルドを書いているつもりはなく、日活映画のようなアクションものを意識していたという。実際、北方はアメリカン・ハードボイルドの大御所レイモンド・チャンドラーの名さえ知らなかったという。
あらすじ
元刑事がかつての敵を追う。そのうちに、4年前の不可解な事件の黒幕が浮かび上がる。