引力と斥力
From Wikipedia, the free encyclopedia
引力(いんりょく、英: attraction)または誘引力とは、2つの物体の間に働く相互作用の内、引き合う(互いを近付けようとする)力のこと。
斥力(せきりょく、英: repulsion)または反発力とは、2つの物体の間に働く相互作用のうち、反発し合う(互いを遠ざけようとする)力のこと。
現在の物理学においては「4つの基本的な力」が考えられており、その内の1つである電磁力(静電力と磁力)には引力と斥力の両方が存在する。電気と磁気にはそれぞれ2つの極性があり(電気では正と負、磁気でも正負と言うがN極とS極と言うこともある)、同じ極性同士には斥力が働き、異なる極性同士には引力が働く。
また、同じく「4つの基本的な力」の1つである重力(万有引力)は引力だけが確認されており、斥力は確認されていない。
なお、特殊な場合としてパウリの排他律はある種の2つの物理的存在(フェルミオン)が同時に1つの場所を占めることができない(正確にはひとつの状態を取り得ない)という法則であり、このためにこの種の存在が非常に接近したとき、非常に強大な斥力が発生するとみなすことができる。この場合は斥力だけであり、対応する引力は存在しない。