雲峰寺
山梨県甲州市塩山上荻原にある寺院
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沿革
甲府盆地東部を流れる笛吹川支流の重川上流部、青梅往還を大菩薩峠へ向かう登山道沿いに立地する。寺伝によれば、もとは真言宗もしくは天台宗寺院で、天平17年(745年)に行基が大石が裂け一夜にして生えた萩木から本尊の十一面観音を彫刻し、開山したと伝えられている。
室町時代には恵林寺住職の絶海中津が観音堂改修の浄財勧募を行っており(『絶海録』)この頃には恵林寺末寺として臨済宗に改修していたものと考えられている。戦国期には甲府(甲府市)が甲斐守護武田氏の本拠となるが、雲峰寺は甲府の鬼門に位置するため、『甲斐国志』に拠れば武田氏の祈願所となっていたという。天文年間に火災に遭い、紹謹禅師の尽力と甲斐守護武田信虎・晴信(信玄)の支援により復興された(「雲峰寺文書」)。永禄元年(1558年)9月25日に晴信は住職芳書記室に武運長久祈願を命じている。
御旗
伽藍
- 本堂
- 庫裏
- 書院
- 仁王門
文化財
重要文化財(国指定)
- 本堂 - 室町時代後期の建立。桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝一間、唐破風造、檜皮葺。昭和24年(1949年)02月18日指定。
- 庫裏 - 江戸時代前期の建立。桁行19.3m、梁間9.1m、東側面庇付、一重、切妻造、妻入、庇葺きおろし、茅葺。昭和24年(1949年)02月18日指定。
- 書院 - 江戸時代中期(1716年)の建立。桁行14.6m、梁間9.1m、一重、寄棟造、茅葺。昭和24年(1949年)02月18日指定。
- 仁王門 - 室町時代後期の建立。三間一戸八脚門、入母屋造、銅板葺。昭和24年(1949年)02月18日指定。
交通
塩山駅から大菩薩登山口行きバスに乗車し、終点で下車して徒歩5分で到着する。
