心得/紙一重

From Wikipedia, the free encyclopedia

B面 それを愛と呼ぶなら - From THE FIRST TAKE
振り子 - From THE FIRST TAKE
リリース
録音 日本の旗 日本
「心得/紙一重」
Uruシングル
初出アルバム『tone』
B面 それを愛と呼ぶなら - From THE FIRST TAKE
振り子 - From THE FIRST TAKE
リリース
規格 マキシシングル
録音 日本の旗 日本
ジャンル Jポップ
アニメソング
時間
レーベル ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
作詞 高橋良輔
作曲 乾裕樹
チャート最高順位
Uru シングル 年表
それを愛と呼ぶなら
(2022年)
心得 / 紙一重
(2023年)
アンビバレント
(2024年)
ミュージックビデオ
【Official】Uru『心得』 フジテレビ系月9ドラマ『風間公親-教場0-』主題歌 - YouTube
【Official】Uru 『紙一重』 TVアニメ「地獄楽」エンディングテーマ - YouTube
心得 - YouTube
紙一重 - YouTube
tone 収録曲
  1. 今日という日を
  2. 傍らにて月夜
  3. 手紙
  4. アンビバレント
  5. フィラメント
  6. 「君の幸せを」
  7. ミラクル
  8. 春〜Destiny〜
  9. さすらいの唄
  10. 紙一重
  11. プラットフォーム
  12. Never ends
  13. 夜が明けるまで
  14. 心得
テンプレートを表示

心得/紙一重」(こころえ/かみひとえ)は、日本女性シンガーソングライターUruの13枚目のシングルである。2023年6月7日ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズより発売された。

「心得/紙一重」は3枚目のアルバム『コントラスト』から4か月後、全国12か所で開催のホールツアー、Uru Tour 2023「contrast」最中の2023年6月7日に発売された。タイトルはメインとなる収録曲「心得」と「紙一重」を併記したものである。

表題曲のうち「心得」は木村拓哉主演のフジテレビ月9ドラマ風間公親-教場0-』の主題歌に使用された。もうひとつの「紙一重」 は『少年ジャンプ+』で連載された賀来ゆうじの同名の漫画を原作とするテレビアニメ地獄楽』第1期のエンディングテーマ。カップリング曲には「それを愛と呼ぶなら」と「振り子」の「THE FIRST TAKE」のバージョン、「それを愛と呼ぶなら - From THE FIRST TAKE」「振り子 - From THE FIRST TAKE」が収録された[1][6][7]

販売形態は初回生産限定盤(ドラマ盤)と期間生産限定盤(アニメ盤)の2種類がある。どちらも収録された楽曲に変化はないものの、後者では「心得」と「紙一重」の収録順が入れ替わっており、タイトルも「紙一重/心得」と表記されたほか、前者は特別BOX仕様であるのに対して後者はアニメの描き下ろしイラストを用いたデジパック仕様となっている。またそれぞれ特典映像としてブルーレイディスクが付随し、初回生産限定盤は「そばにいるよ」、「恋」、「脱・借りてきた猫症候群」のミュージックビデオ、およびアーティスト写真のメイキングムービー、期間生産限定盤は『地獄楽』のノンクレジットエンディングムービーが収録された[8]

デジタル配信はシングルの発売に先行して「紙一重」が4月15日に[9]、「心得」が5月1日にリリースされた[10]。さらに「心得」はこれらのデジタル配信に先駆ける形で4月10日にApple Musicのプリアド、Spotifyのプリセーブによる配信前の事前予約も行われた[11]

両楽曲は2026年2月18日発売のアルバム『tone』に初収録された[12]

楽曲解説

「心得」

ドラマ『風間公親-教場0-』の主題歌。『風間公親-教場0-』は警察学校を舞台に木村拓哉演じる刑事指導官・風間公親を描いた2夜連続放送のスペシャルドラマ『教場』(2020年)、『教場II』(2021年)に続く連続ドラマで、風間が警察学校の教官になったエピソードを取り上げている[13]

静謐かつ清廉なバラードで、過ちに後悔し心が痛んだとしてもそこから学び、これからを歩いていく糧とせよと歌っている。フジテレビ編成部の渡辺恒也は主題歌の必要性の有無や、依頼する場合を考えたとき、すぐにUruの名前が頭に浮かんだことを明かしている。渡辺は静かで澄み渡る穏やかな様子でありながら芯の強さを感じさせるUruの歌声が『教場』という作品に寄り添ってくれるに違いないと確信していた[8]。Uruはドラマの過去シリーズを視聴していたため、タイアップの話が来たときは非常に嬉しかったが、同時に大きなプレッシャーでもあったと話している。Uruは若手刑事たちに干渉することなく指導しつつ、それぞれが刑事の道を選択した背景へ視線を向ける風間公親の姿勢に心を打たれ、彼らを見守る風間のような第三者的な立場からの視点で作詞したと話している。その際にイメージしたのは、過去シリーズで道場に掲げられ訓練する者たちを見つめる張り紙に大きく書かれた「心得」の二文字であった。作曲については台本に目を通し、さらに過去作も見直したうえで曲作りに臨んだ[7]

主演の木村拓哉は、完成した楽曲について完成披露舞台挨拶でUruの主題歌について触れている[7]。また試練に苦悩する新人刑事たちが思い起こされ、目頭が熱くなるとコメントし、新人刑事たちに向けられたメッセージソングと評している[8][11]。「心得」が主題歌に決定したことはドラマの初回放送でサプライズ発表された[7][11]。番組のプロデューサーである中江功はもともと主題歌の必要性を感じていなかったが、デモ音源を聴いた途端に魅了されてしまったことを明かしている。中江は楽曲について「風間と組む刑事たちを見守るだけでなく、風間自身の孤独にも寄り添った、作品への深い愛を感じる、繊細で優しい、心のひだをくすぐるテーマ」と評している[8][11]。渡辺は「傷つき、倒れそうになっている全ての人を包み込んでくれる優しさと、それでいて物事を俯瞰して見ているかのような視界の広さを兼ね備えた、唯一無二の楽曲」と評している[8][11]

ミュージックビデオは高校の剣道部を舞台に少女時代から続く2人のライバルの葛藤と成長が描かれた。主人公の堂島役は日本アカデミー賞新人賞を受賞した女優菊池日菜子、ライバルの檜山役は女優の瀧七海が演じた[8][14][15]。監督はコンテンツ制作会社TYOに所属する映像ディレクターの金野恵利香[8][15]。ミュージックビデオは2023年5月29日にUruのYouTube公式チャンネルで公開された[16]

楽曲は2023年5月1日にUruのYouTube公式チャンネルで公開された[17]

「紙一重」

テレビアニメ『地獄楽』第1期のエンディングテーマ。主人公の1人である打ち首執行人・山田浅ェ門佐切の、ツーマンセルを組むもう1人の主人公・画眉丸に対する思いを歌っている[7]。音楽・映画ライターの松本侃士いわく「ドラマチックでありながらも上品に抑制されたバラード」[18]

佐切視点の歌詞は制作サイドからの要望である。Uruは佐切が自身の弱さが強さでもあると認めることができたことに注目し、そのきっかけをくれた画眉丸に対して生じたであろう情や、幸せになってほしいという願いを描いた[7]サビのいくつかの歌詞は愛する妻との再会を願う画眉丸への佐切の想いを表したものであろう[18]。タイトルは弱さと強さが「紙一重」の佐切の人間性に由来している。ただしUruは他の二人組にも当てはまることではないかと話している[7]。劇中は殺伐としたシーンが多いためUruの歌声に癒やされるという声も多い[7]。松本侃士はmillennium parade×椎名林檎によるオープニングテーマの「W●RK」とは異なるアプローチで『地獄楽』の本質を見事に捉えた楽曲と評している[18]

ミュージックビデオの監督は映像制作を中心とする株式会社イサイ(isai Inc.)に所属する大畑貴耶。ダンサーのいのまいこが切ない慕情に苦悩する女性を演じた[19]。ミュージックビデオは2023年4月15日にUruのYouTube公式チャンネルで公開された[20]。同日に楽曲も同チャンネルで公開された[21]

ノンクレジットエンディング映像は4月1日にツインエンジンのYouTube公式チャンネルで公開された[22]

カップリング曲

カップリング曲として「それを愛と呼ぶなら - From THE FIRST TAKE」と「振り子 - From THE FIRST TAKE」が収録された。両楽曲は2023年2月の「THE FIRST TAKE」で一発撮りした音源である[7]

チャート成績

Billboard Japan Top Singles Salesで初登場14位を記録した。収録曲では「心得」が2023年5月10日にBillboard Japan Hot 100に初登場して32位を記録[23]、その後60位から40位の間を推移したのち、シングル発売後の6月14日に20位を記録[24]、11週にわたってチャートに登場した[25]。またBillboard Japan Download Songsでは同じく2023年5月10日に初登場で2位を記録し[4]、以後15週にわたってチャートに登場した[26]

「紙一重」はBillboard Japan Download Songsで4月19日に初登場して11位を記録し[27]、翌週の4月26日に最高位の9位を記録した[5]

収録曲

CD
全作詞・作曲: Uru。
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.「心得」(ドラマ風間公親-教場0-』主題歌)UruUruトオミヨウ
2.「紙一重」(テレビアニメ地獄楽』EDテーマ)UruUruトオミヨウ
3.「それを愛と呼ぶなら - From THE FIRST TAKE」UruUru 
4.「振り子 - From THE FIRST TAKE」UruUru宗本康兵
5.「心得」(Instrumental)UruUru 
6.「紙一重」(instrumental)UruUru 
合計時間:

初回生産限定盤(ドラマ盤)

BD
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「そばにいるよ」(MUSIC VIDEO)  
2.「恋」(MUSIC VIDEO)  
3.「脱・借りてきた猫症候群」(MUSIC VIDEO)  
4.「Artist Photo Making Movie」  

期間生産限定盤(アニメ盤)

BD
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「TVアニメ「地獄楽」Ending Movie<Non Credit>」  

収録アルバム

曲名アルバム発売日備考
心得『tone』2024年1月24日オリジナルアルバム
紙一重

備考

  • 「心得」は音楽配信サイトmoraの2023年の年間ダウンロードランキング・総合部門で32位[28]ハイレゾ部門で41位を獲得した[29]。「紙一重」は同ランキング・総合部門で52位[28]、ハイレゾ部門で40位[29]、アニソン部門で28位を獲得した[30]
  • 「紙一重」は通信カラオケDAMで歌われた2023年放送のテレビアニメ主題歌の年間カラオケランキングで36位を獲得した[31]
  • 「紙一重」は通信カラオケJOYSOUNDで歌われた2023年放送のテレビアニメ主題歌の年間カラオケランキングで10位を獲得した[32]

脚注

外部リンク

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI