情報ライフサイクル管理
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- ILMポリシー
- 管理プロセスを駆動するストレージと情報のポリシーである。ポリシーはビジネス目標とビジネスドライバーに表れる。従ってポリシーは一般に、ITガバナンス全体や経営、変革管理プロセス、システム可用性と復旧時間の要求、サービス水準合意 (SLA) などのフレームワークと結びついている。
- 情報管理 (Information Management)
- ストレージ管理を容易にするプラクティスで構成される。ILMを誘導する原則、ストレージ管理ツールとプラクティス、データベース管理プラクティス、システム性能とその監視、システム構成、容量計画、ビジネス制御などが含まれる。ビジネス制御には一般に、配賦、原価計算、損益計算などが含まれる。
- 運用
- ILMの運用には、バックアップやデータ保護、ディザスタリカバリでのリストアやリスタート、アーカイブ化と長期保存、データ複製、ストレージ管理にまつわる日々の作業などが含まれる。
- 基盤(インフラストラクチャ)
- ILMの基盤の観点には、論理アーキテクチャと物理アーキテクチャ、ストレージプラットフォームに依存したアプリケーションソフトウェア、データセンターとしての制約などが含まれる。アプリケーションの観点では、製造・テスト・開発が最もILMと関係が深い。
定義
情報ライフサイクル管理とは、情報の生成から廃棄までのライフサイクルに渡って、その効率的管理のためのある種のポリシーを適用するプラクティスである。このプラクティスは記録管理・情報管理の専門家らが30年に渡って蓄積してきたもので、紙などの物理的形態の情報(マイクロフィルム、ネガ、写真、録音物、録画物、その他)の管理がその起源である。
ILM は「記録」の最初から最後まで、あらゆる場面を扱う。それは記録(記録管理)の古典的定義による情報一般に適用され、あらゆる情報資産に適用される。情報が存在する間、業務上の取引の文書化や何らかのビジネスニーズを満足することで、情報は記録として認識されるようになる。そういった意味では、ILM は ECM(エンタープライズコンテンツ管理)の包括的アプローチの一部にもなっている。
しかし、一般に「ビジネス」という言葉は非常に広い意味があり、商業活動や企業だけに関わるものではない。多くの記録が企業のビジネスと関係すると思われるが、全てがそうだというわけではない。多くの記録された情報は、履歴上のイベントや重要な時点を文書化するのに役立つ。それは例えば、出生、死亡、医療記録、学歴などである。例えば、eサイエンスはILMに関連して勃興しつつある分野である。
2004年、ITおよびストレージ業界(SNIA)は以下のような幅広い観点で「情報ライフサイクル管理」の新たな定義をする試みを開始した。
- 情報ライフサイクル管理は、情報が生まれてから最終的に処置されるまで、情報のビジネス価値と最も適切かつ費用効果が高いITインフラストラクチャの整合をとるためのポリシー、プロセス、ツールから成る。アプリケーション、メタデータ、情報、データと対応したサービス水準と経営方針を通して、情報とビジネスプロセスの整合が図られる。