『手掘り日本史』(てぼりにほんし)は、司馬遼太郎による随筆集。
『竜馬がゆく』『国盗り物語』『殉死』等を発表し歴史小説家として一定の評価を確立した司馬に、評論家の江藤文夫がのべ18時間にわたりインタビューを行い、纏めた内容を、司馬が改めて加筆したもの。質問の主題は、小説を執筆するにあたり歴史をどのようにして捉えるかということが中心となっている。それに答えて、自身が現地に足を運び取材を積み重ねることで歴史上の人物を皮膚で感じるまで高め、その心理や行動の背景にあるものを理解するといった、司馬の入念な調査手法が述べられている。