各損害保険商品の全体の保険料水準を定める方法として主なものに、次の「純保険料法」と「損害率法」がある。契約ごとに適用される保険料は、この制約条件に従い所定の計算式(後記「各論」参照)で定められる。
事故発生頻度(=事故件数÷総契約件数)と平均損傷率(=平均支払保険金÷平均保険価額)の乗算によって求める方法。
事故発生頻度の実績がf'、平均支払保険金の実績がd'とすると、純保険料r'は、
r'=f'×d'
となる。実績社費をe'、実績代理店手数料率をθ'とすると、改定後の保険料P'は、次の計算式で求められる。
P'=r'+e'+P'θ'+P'δ
P'=(r'+e')/(1-(θ'+δ))
既存商品の損害率等の実績を基に、保険料を算定(改定)する方法。
現行の保険料を上記①のとおりとし、次の実績数値が得られたとすると、
- λ':実績損害率
- ε':実績社費率
- θ':実績代理店手数料率
改定後の保険料P'は、次の計算式で求められる。
P'=Pλ'+Pε'+P'θ'+P'δ
P'={(λ'+ε')/(1-(θ'+δ))}×P