星の銀貨
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あらすじ
むかし、あるところにたいそう貧しい少女がいた。少女の両親は亡くなってしまい、住むところも食べるものも着るものもなかった。親切な人からもらったひとかけらのパンと着ている服だけが少女に残された唯一のものであった。
しかし、少女はとても良い心の持ち主だった。少女が道を歩いていると、おなかを空かせた男に出会う。少女はためらいもなく男にパンを渡し、また歩き出す。今度は寒がっている少年に出会う。少女は親切に着ているフードを差し出し、また歩き出す。すると、また別の寒がっている少年に出会う。少女は着ているワンピースを少年に与え、歩き出す。そうしているとまた別の少年が現れ、少女に唯一残された下着を欲しがる。少女は下着もその少年にあげてしまう。
やがて、着るものも食べるものも失ってしまった少女がその場に立っていると、星が少女のもとに降ってくる。少女の行いを神がほめたためだった。降ってきた星は銀貨となり、少女は裕福に暮らしたのだった。
関連項目
外部リンク
- 『星の銀貨』:新字新仮名 - 青空文庫(楠山正雄訳)