青年日本の歌
1930年に製作された日本の歌曲
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概要
歌詞
- 汨羅の淵に波騒ぎ
巫山の雲は乱れ飛ぶ
混濁の世に我立てば
義憤に燃えて血潮湧く- 権門上に傲れども
国を憂うる誠なし
財閥富を誇れども
社稷を思う心なし- ああ人栄え国亡ぶ
盲たる民世に躍る
治乱興亡夢に似て
世は一局の碁なりけり- 昭和維新の春の空
正義に結ぶ丈夫が
胸裡百万兵足りて
散るや万朶の桜花- 古びし死骸乗り越えて
雲漂揺の身は一つ
国を憂いて立つからは
丈夫のうたなからめや- 天の怒りか地の声か
そもただならぬ響きあり
民永劫の眠りより
醒めよ日本の朝ぼらけ- 見よ九天の雲は垂れ
四海の水は雄叫びて
革新の機到りぬと
吹くや日本の夕嵐- あゝうらぶれし天地の
迷いの道を人はゆく
栄華を誇る塵の世に
誰が高楼の眺めぞや- 功名何ぞ夢の跡
消えざるものはただ誠
人生意気に感じては
成否を誰かあげつらう- やめよ離騒の一悲曲
悲歌慷慨の日は去りぬ
われらが剣今こそは
廓清の血に躍るかな
解説
歌詞冒頭の「汨羅」は、屈原が国を憂いて投身した汨羅江であり、これに続く「巫山の雲」とは、一般に男女の契り、すなわち性行為を表す慣用句である。
