サインポール
理容所を示す看板
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概要
理容所であることを示すもので、その起源については諸説あるが、中世ヨーロッパの「理容外科医(barber-surgeon)」に由来する説が最も有力とされる[3]。3色のサインポールは世界共通のマークであるといわれる[4]。営業中を表すためにサインポールを回す。中に蛍光灯などの照明が入っているものもあり、閉店後は消灯する場合と、回転させずに明かりのみつけている場合がある。また、営業中でも予約客でいっぱいという場合には回転を止めることもある。
日本のサインポールの模様は、右側に行くにしたがって上がる、いわゆる「Z巻き」が圧倒的に多い。
ひねりを加えた形が、安土桃山時代にポルトガルから伝来した砂糖菓子の有平糖とよく似ていたことから有平棒(あるへいぼう)(またはアルヘイ棒)とも呼ばれる。
歴史

サインポールの由来には諸説あり、かつ明文化された記録が存在しないため、由来の調査は困難である。よって、内容が異なる説があったとしても一概に違うとは言いきれない場合も存在する。
瀉血説
かつて中世ヨーロッパでは、体に溜まった「悪い血」を抜き取る「瀉血(しゃけつ)」という治療が一般的であり、当時の理容師が外科医を兼ねてこの処置を行っていた[5]。理髪外科医の看板として、赤は動脈、青は静脈、そして白は包帯を表した棒を使用した説[6][要ページ番号][7]。紀元2世紀にはギリシャ人のガレノスが血液循環説を立てており、動脈と静脈の区別は当時からあった(17世紀にウィリアム・ハーヴェイが血液循環説を立てるまで、血液循環説は存在せず、したがって動脈と静脈の区別は17世紀まではなかったとの俗説があるが、ハーヴェイは血液が動脈から静脈へ全身を循環していること、および心臓がポンプの役割を果たしていること証明したのである)。
患者が処置中に腕を固定するために握った棒(瀉血棒)が原型とされる[8]。
処置後に洗浄した赤い棒と白い包帯を干していた際、風で包帯が棒に巻き付いた様子が現在の螺旋模様の由来になったという説がある[3]。
- ルネサンス時代のアムステルダムの理髪外科医が、血液の赤、骨と歯の白、急ぎの仕事がなければ顎剃り(青)を行えることを示めすストライプを使用していた[9]。
- 2005年7月20日に放送されたバラエティ番組『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』内のコーナー「ガセビアの沼」では、「サインポールは元々中世のイギリスで、当時の理容師が外科医も兼ねていたことから血液を表す赤と包帯を表す白の2色で生まれた」「理容師と外科医を別けるため理容所は赤白に青を加える動きもあったが定着せず」「その後アメリカで建国100周年を機に愛国心を反映して同国の国旗(星条旗)のカントンの色である青が加えられたものである」という説を紹介、全国理容衛生同業組合連合会の意見を根拠に、「赤が動脈、青が静脈を表している、というのはガセ」と結論付けた[10][要ページ番号]。
- 瀉血の際に使用した棒(患者の手に握らせる杖)が原型とする説[11]。
- 1815年のワーテルローの戦いで、フランス国旗を巻き付けた棒が野戦病院に立てられたのが起源とする説[11]。
三色の意味
三色の意味については、以下の説が一般的である。



