朝鮮演劇建設本部が演劇の基本方針として設定した事項は次の4つである。
- 1. 日帝による一切の野蛮的で欺瞞的な文化政策の残滓の清掃
- 2. 演劇にあっての徹底した人民的基礎を完成するため一切の封建的要素と残滓、特殊階級的演劇の要素と残滓、反民主主義的・地方主義的要素と残滓の清掃
- 3. 世界演劇の一環としての民族演劇の開発と昂揚のため、必要なすべての建設事業の設計
- 4. 文化前線にあっての人民的協同の完成を期して強力な文化の統一前線の構築
この時から朝鮮演劇建設本部傘下団体として様々な劇団が創設された。人民劇場、自由劇場、青葡萄、日午劇場、同志、革命劇場、ソウル芸術劇場、白花、朝鮮芸術劇場などが1945年9月から10月に設立された劇場である。さらに続いて解放劇場、民芸、前線、再建土月会、朗朗劇会、青春劇場などが組織された。
朝鮮演劇建設本部は演劇研究所、国立劇場、演劇映画学校の設立と、演劇雑誌の発刊を企画し、連合軍のソウル入城の歓迎のための講演を準備し、戦災民義捐金募金のための街頭キャンペーンを行った。脚本審議室の設置と演劇新聞の発刊も計画するなど活発な活動を展開した。