朝鮮独立運動家の徐相漢は、この結婚を「朝鮮独立の障害」と考え、李王世子夫妻暗殺を計画した。そして「空気銃で雀を取る火薬を作る」と称し、硝酸カリウムや硫黄を集めて火薬を製造した。
その頃、神田西神田警察署の巡査が知人の朝鮮人から「徐相漢が空気銃で雀を取るといって火薬を作っている」という話を聞いた。内偵してみると、怪しい点が幾つも浮上したので、直ちに上官に報告した。
警視庁は即座に徐相漢を逮捕し、事件を未然に防ぐことが出来た。
徐相漢は、自作した火薬をブリキ缶に詰めて爆弾を製造し、李王世子夫妻と朝鮮総督斎藤実を暗殺する予定であった。