栄光のスペース・アカデミー
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西暦2075年、太陽系連邦北アメリカ連合出身のマシュウ・ダッドソン(マット)は、厳しい選抜試験を経て、惑星間パトロール隊士官候補生として採用される。そして、練習船ランドルフ号で厳しい教育を受ける。苦手科目もあり、マットは自分が向いていないのではないかと悩むが、久々に帰郷すると、マットは一般人との埋め難い差を痛感し、パトロール隊士官としての決意を新たにする。
やがてマットは、親友のテックス、オズとともにアイス・トリプレックス号に実習生として乗り組み、そこでパスファインダー号の捜索を命じられる。パスファインダー号は発見され、曳航のため士官がパスファインダー号に移ると、いつしかマットら候補生達も隊員と同様に扱われるようになる。金星付近まで到達した際、金星赤道地帯における金星原住民との紛争を調査するよう命令が下される。そこでサーロウ中尉以下、候補生3名がジープ・ロケットで金星に降り立つ。
登場人物
原題について
space cadet の語は、士官候補生という意味のある cadet に「宇宙の」を付けたもので、本作や、その後に本作の影響を受けて多メディアで広まった作品である「en:Tom Corbett, Space Cadet」(初出1952)により、「宇宙飛行士候補者」といった意味の熟語として使われるようになった。OED第2版は、この熟語について、テストパイロットアルヴィン・ジョンストンについて報じる1952年の「Newsweek」の記事から用例を収録している。
(使いこなすのに相当な訓練が必要そうな、というような形容として)space-cadet keyboard のように、ハッカーの間ではもともとの意味に近い意味で通用しているが、現在一般に使われている俗語としては、「うわの空の奴」といった意味の軽蔑語(wiktionary:en:space cadet を参照)という意味があり、注意を要する。