桜春雄は水戸藩士桜任蔵の子として嘉永元年(1848年)一月に生まれた。
弘化2年(1845年)2月、藤田東湖が小梅藩邸に蟄居した際には、春雄はその常侍(側近奉仕)として教えを受けた。
明治4年(1871年)11月5日、宮内省権内舎人・十等出仕に任じられた。
明治9年(1876年)には内務省警保寮十五等出仕、明治14年(1881年)には内務省警保局七等属を務めた。
その後、明治18年(1885年)には主税局五等主税属となり、明治27年(1894年)には内務省県治局北海道課出仕となった。
また、経緯は不明だが高山彦九郎の元服時の前髪が、明治40年(1907年)10月に春雄によって高山神社へ奉納された記録が残る。
妻はつねで、長男はのちに海軍主計総監・海軍経理学校長などを歴任した桜孝太郎である。