“女子は才なきを徳”とした時代。
反対する父を説得し、男装して遊学する許可を得た祝英台は、塾のある杭州へ向かう途中で出会った梁山伯と意気投合し、義兄弟の契りを交わす。
この人と夫婦になることができたら……と夢想する英台、一方の山伯も一日中一緒にいても飽きない英台に対し、何とも言えない感情を抱き始めていた。
両親が英台に女子であることを忘れぬようにと持たせた、英台を描いた画像、英台はこれを双子の妹だと紹介し、この絵を見た山伯は、自分が英台に惹かれたのは英台を通して妹に憧れたからだと思い至る。英台が故郷へ帰る日、山伯は学問を終えたら妹を迎えに行くと約束し、英台が去った後に同一人物であることに気付く。
やがて、英台を迎えに行った山伯に突きつけられたのは、英台からの「遅すぎました」という短い手紙。英台には、良家の子息との縁談がまとまっていた。