森巣博
日本の小説家 (1948-)
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来歴
作風
- 小説の題材は、ギャンブル、中でもバカラと牌九を扱ったものが多い。これらの小説では、著者自身がモデルと思われる、ヒロシ、という登場人物が主人公であり、ギャンブルを繰り広げる。ギャンブルシーンは、他に類例のない、濃密な時間や心理戦が描写される。ヒロシは、かなり強いギャンブラーとして描かれているが、常勝というわけではなく、大敗するシーンも多い。ヒロシはかなりのプレイボーイで、ヒロシのセックスシーンも多い。
- 最近の他のテーブルゲームを扱ったエンタテインメントでは、しばしば胴元側やプレイヤー側のイカサマが描かれるが、森巣の小説では、イカサマが話の軸になることはなく、常に知力のぶつかり合いが描かれている。
著書
単著
- 『博奕の人間学』(飛鳥新社、1997年・小学館文庫(『ろくでなしのバラッド―人間は賭けをする動物である』と改題)、2000年)
- 『無境界の人』(小学館、1998年・集英社文庫版、2002年)
- 『無境界家族(ファミリー)』(集英社、2000年・集英社文庫版、2002年)
- 『神はダイスを遊ばない』(飛鳥新社、2000年・新潮文庫版、2003年)
- 『ジゴクラク』(光文社、2002年・光文社文庫版、2005年)
- 『越境者たち ―カシノ そこで、人は夢見る。そこで、人は祈る。』(上下巻)(扶桑社、2002年・集英社文庫版、2005年)
- 『セクスペリエンス』(集英社、2002年・集英社文庫版、2006年)
- 『非国民』(幻冬舎、2003年・幻冬舎文庫、2005年)
- 『悪刑事』(徳間書店、2004年)
- 『蜂起』(株式会社金曜日、2005年)
- 『極楽カシノ-怪人モリスばくち旅』(光文社、2005年)
- 『犯人に願いを-悪刑事』(徳間書店、2006年)
- 『二度と戻らぬ』(幻冬舎、2007年)
- 『越境者的ニッポン』(講談社新書、2009年)
- 『賭けるゆえに我あり』(徳間書店、2009年)
- 『日本を滅ぼす〈世間の良識〉』(講談社新書、2011年)