残像効果
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時間残像
人の目の時間分解能は約50msから100ms程度であり、この時間よりも短い光の点滅は、連続点灯しているように知覚される。例えば蛍光灯の光はインバータ式を除き、商用電源周波数が60Hzの地域の場合は、1秒間に120回点滅しているが、普通はチラツキを感じない。
テレビ放送や映画は、一連の静止画を高速に切り替え表示(映画では1秒間に24枚、NTSC方式のテレビ放送では1秒間に30枚)することによって動画の知覚を起こさせている。現行の方式では、一つの静止画から次の静止画への切り替えは上描きによっておこなわれるが、CRT(テレビの場合)やフィルム(映画の場合)が使われていた時代の技術では、前の静止画の表示が消えている間に次の静止画の表示をおこなわなければならなかった。それにもかかわらず表示されている画像が点滅しているようには見えていなかったのは、これと同等の現象によるものである。ただし、それがまるで動いているように見えるのは、仮現運動とよばれる別の現象である。