流体継手
流体を介して回転運動の伝達を行うクラッチの一種
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仕組・特徴

オイルで満たされた密閉容器の中に二つの羽根車が対峙しており、それぞれが入力軸と出力軸に連結されている。入力側羽根車をポンプインペラー、出力側羽根車をランナーと呼んで区別することもある。オイルが循環できるような流路を備えており、入力側の回転がオイルの流動を生み、それが出力側を回転させることでトルクの伝達を行う。摩擦などの損失がない理想的な場合を考えると入力側と出力側のトルクは等しくなる。一方、動力伝達のために出力側回転数は入力側回転数より減少する(入力側回転数を、出力側回転数をとしたときで定義されるsを滑りと呼んで効率の指標とする)。機械接続された継手と比較して、流体継手は負荷が大きくなると滑りが多くなり、伝達効率が落ちる傾向がある。
油圧モーターと同様にオイルの圧力・流量を制御することで伝達トルク・回転数を自由に調節することが可能であり、無段変速機の一種として用いられることが多い。
応用
脚注
関連項目
- クラッチ
- トルクコンバータ
- 無段変速機 - 流体継手以外の一般的な無段変速機についての説明がある。
- 国鉄キハ44500形気動車 - 鉄道車両用液体式変速機の開発について詳しく記述されている。
参考文献
- 安達勤・村上芳則 共著 『システムとしてとらえた流体機械』 培風館 (1998) ISBN 4-563-03527-0