浸出水処理施設
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最終処分場に降った雨などの降水は、安定化を待つ埋立廃棄物の中にしみ込み、何らかの物質を溶かし出す。これを保有水と呼ぶが、これはほとんどの場合、外部環境にしみ出せば水質汚濁の原因となる。浸出水処理施設は、それを防ぐことを目的に設置される。
歴史
浸出水の処理が行われたのは、改良型衛生埋立地以降である。
構造
施設の構造は、保有水を地下へ浸透させないための遮水工と、過剰な保有水を水抜きし、空気の通り道を兼ねる集排水管をはじめとする管渠、および水処理施設から成る。
遮水と集排水
- 遮水工
- 集排水管
- 散気管
水処理
主要な処理は物理化学処理だが、埋め立てられたものに有機性廃棄物が多いと浸出水も有機性の汚濁が強くなるため、生物処理が重要になってくる。 降水により、処理対象となる浸出水は濃度と量が大幅に変動するため、水量負荷に強い固定生物法(生物膜法)が主に適用される。
貯留・調整・前処理
- 調整池、貯留池
- 前処理
- カルシウム除去
- 沈砂
- 除塵
生物処理
- 接触曝気法
- 回転円板法
- 活性汚泥法
- 生物的脱窒素
物理化学処理
- 凝集沈殿処理
- 砂ろ過処理
- 活性炭吸着処理
- キレート吸着処理
- オゾン酸化法
- 化学的酸化法
その他の処理
- 汚泥処理
- 消毒
- 高度処理
- 脱塩、塩化物イオン除去
- ダイオキシン処理