痒疹
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症状
融合傾向のない散在した結節・丘疹が特徴的である。一般的に掻痒は非常に強いとされる。強い色素沈着も起きる。
原因
急性痒疹
ストロフルス (Strophlus)・丘疹性蕁麻疹と同義である。主に、子供の虫刺症の痒みで掻いているうちに出現するというパターンが多い。
慢性痒疹
結節性痒疹(けっせつせいようしん)ともいう。主に、アトピー性皮膚炎や高齢者の慢性湿疹に続発することがある。
妊娠性痒疹
妊娠3~4ヶ月以降(妊娠中期)に主として四肢伸側に激しい発作性の掻痒が生じ、掻痒を伴う丘疹が四肢・腹部・背部に多発する病態である。初回妊娠でも発症することがあるが、ほとんど2回目以降の妊娠で発症するという特徴がある。一般に出産の度に再発を繰り返すのが多い。また、出産後は軽快するのも特徴である。アトピー性皮膚炎に多いとの報告があり、関連性については研究中である。
治療
痒疹の内部では非常に強い炎症反応が起きており、難治性である。外用剤としてステロイド外用薬が使われる。その他、痒みが強い場合は抗アレルギー薬の内服を行う。なお、妊娠性の場合は胎児への影響も考え、内服は控えることが多い。