癒着胎盤
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分類
IrvingおよびHertigによる病理組織学的分類では、胎盤が子宮筋層表面に癒着したものを楔入胎盤(せつにゅうたいばん)、筋層深くに侵入したものを陥入胎盤(かんにゅうたいばん)、筋層を貫通して漿膜層に到達したものを穿通胎盤(せんつうたいばん)として分類しており、日本産科婦人科学会でもこの分類に従っている。 癒着の占める割合による分類では、胎盤の全面が癒着している全癒着胎盤、全面ではないが複数の胎盤葉が癒着しているものを部分癒着胎盤、1個の胎盤葉が癒着しているものを焦点癒着胎盤とする。
頻度
癒着胎盤の発生頻度は約0.01%(出産1万件に1件)であり、稀な疾患である。一方、容易には子宮から剥離しないが用手的には剥離可能な付着胎盤は約0.3%(出産1千件に3件)の頻度で存在する。 初産婦と経産婦では経産婦でより多く、癒着胎盤症例の約80%が経産婦である。