秘密箱
仕掛けを解かないと開かない構造になっている特殊な箱
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歴史
日本の細工箱
日本では、19世紀末に箱根の大川隆五郎が考案した物が最初とされている。
箱根で生産されている秘密箱は、表面に同じ箱根の伝統工芸である寄木の技法による装飾がつけられている。これは、装飾と同時に表面にある木材の繋ぎ目(仕掛けの関係で面の中央など不自然な位置にあることが多い)を隠す効果もある。
この秘密箱は、大正時代には組木細工などと共に欧米に輸出されていた。現在でもみやげ物として販売されているが、構造が複雑なため、伝統的な秘密箱を作れる職人は現在少ない。
からくり箱
箱根の伝統技法を習得した亀井明夫は、1981年にからくり細工「安兵衛」を設立し、独自の作品開発に着手した。従来の直方体形状にとらわれない多様な造形と、それに応じた新たな開け方を考案している。これらの作品は国際パズルパーティーなどにも出品され、世界的に高い評価を獲得した。
1999年には亀井らによって「からくり創作研究会」が結成された。同会は小田原市を拠点に新規からくりの考案を行うとともに、日本各地で作品展を開催している。

