精霊伝説ヒューディー
From Wikipedia, the free encyclopedia
キャラクターとしての滸蝶
単行本はコミックコンプに掲載された第1巻「第一部 急ぎ歩きの迷い子(前編)」と、書き下ろしの形で刊行された第2巻「第一部 急ぎ歩きの迷い子(後編)」、第3巻「第2部 モノセロスの呪縛 〜魔人露宮編〜」(おおのやすゆき名義)の3巻のみ刊行以下未完のまま中断。 外伝として『精霊伝説ヒューディー外伝 ローティスなあじゃ』が刊行されている。
- コミックコンプ連載以前に滸蝶(ヒューディー)は、大野安之の初期作品『That's!イズミコ』〜澪篝火(単行本バイ・ポーラー編第一回)に、かつて復讐の相手を求めて大地を駆け巡ったことがある精霊として登場する。また、『C-LIVE』(夢元社)には習作と思われる短編作品「暗潮」「革命祭」が発表されている。暗潮では滸蝶、フゥディエと名乗っている。『精霊伝説ヒューディー』冒頭でこの物語の内容が語られる。1年半前の出来事である。革命祭に登場する精霊はフゥーディーと名乗り、滸蝶とは呼ばれておらず完全な精霊として登場している。
- 連載後の作品としては、『スーパーコンプVol.1』(角川書店)に続編『モノセロスの呪縛 〜精霊呪縛編〜』が掲載されるも、これ以降正伝としての物語は描かれていない。
外伝として、コミックコンプに「精霊伝説ヒューディー外伝 星から来た子」と「精霊伝説ヒューディー外伝 ローティス・ナージャ」が掲載される。この作品は後に『ガンガンファンタジー』誌で「ローティスなあじゃ」として連載される。 滸蝶が描かれるストーリーとしては、仙女玲瓏が登場する『精霊伝説ヒューディー外伝「ローティスなーじゃ-石の竜-」』(『ガオ!増刊「爆れつハンター」』(メディアワークス)掲載)が、外伝としても現在のところ最後の作品である。
- 『精霊伝説ヒューディー外伝 ローティスなあじゃ』に登場するヒューディーは、雑誌掲載時にはそれまでの設定に沿うものであったが、単行本化される際に「仙女玲瓏(リンロン)」と改名・設定変更され、術の名称も変えられた。
あらすじ
物語導入部
『大地上』…文字通り無限に大地が広がる世界。
- 人間・精霊・竜・獣人・機器人・邪魅、様々な種族が存在している。
第一部 急ぎ歩きの迷い子
- ヒューディーは精霊でありながら、その出生から、人間の属性を大きく引きずった半人半精霊。
- 物語序盤、恩人を它省【ターしょう】特捜局副長玄明【ジュアミン】に殺され、復讐と自分探しのために它省首都它蕃【ターファン】に向かう。
- 它蕃で、ヒューディーは、治安局の弾圧に抵抗する咬素【ヤオズ】ら河川組合の抗争に係わり、它蕃の政治的権力中枢"大内裏"に、精霊と相反する邪魅の存在を察知し、敵対する。
- 河川組合のアジトでヒューディーは、初めて健全な精霊、香魂【ジャンハン】と出会い、精霊の基礎を学ぶ。なぜ它蕃の邪魅に対抗しないのかと憤るヒューディーに、精霊は元来、他種族に干渉できないものだが、人の属性を持ち、「殺劫を持つ精霊」であるヒューディーだけが、精霊として人間社会に係わることができる、この街の邪魅と戦う役割はヒューディーにあり、それを倒した時に本当の精霊に成るのであろうと諭す。
- ヒューディーは、大内裏との抗争のなか、特捜局長仇生【チュセン】の放った制精霊禁詛弾に倒れてしまう。だが人間部分が畏怖で抑えていた精霊部分のタガが外れ、巨大炎官形態で顕現、軍の戦艦を瞬殺、内陣に居た多数の神官・近衛の呪詛をものとせず、それらごと大内裏を巨大な結界で封じた。