総合的病害虫管理
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総合的病害虫管理(そうごうてきびょうがいちゅうかんり、英語: Integrated Pest Management, IPM、インテグレーテッド・ペスト・マネジメント)とは、病害虫の防除に関し、利用可能なすべての防除技術を利用し、経済性を考慮しつつ、適切な手段を総合的に講じる防除手法のことである。integrated pest control (IPC) インテグレーテッド・ペスト・コントロールとも呼ばれる。
従来のように、農薬にだけ頼りきって病害虫を撲滅したり、漫然と同じ薬剤を定期散布したりするのではなく、農地を取り巻く環境状況と対象種の個体群動態を考慮しつつ、生物的防除、化学的防除、耕種的防除、物理的防除を満遍なく組み合わせることで、病害虫の密度を経済被害を生じるレベル以下に抑えるものである。
総合的病害虫管理の概念は、病院や超高層建築物などといった、建築物管理上の消毒や害虫防除においても取り入れられるようになっており総合的有害生物管理とも呼ばれる[1]。文化財をはじめとする、博物館や美術館等の収蔵品にもIPMの手法が応用されている[2]。