大腿骨と脛骨の長軸は外側で170°~175°となっている(生理的外反)。
大腿骨の内・外側顆の関節面は大きさが異なり、形態的には外側顆の方が大きいが、関節面は内側顆の方が広い。大腿骨の関節面は、前後方向の距離にして脛骨の関節面の2倍以上の長さがある。そのため、膝関節の動きとしては屈伸運動と回旋運動を行なう螺旋関節となっている。
屈伸運動は大腿骨の脛骨上の転がり運動と滑り運動による複合運動である。完全伸展位から屈曲初期には転がり運動のみであるが、徐々に滑り運動も加わり、最終的には滑り運動のみとなる。