若越新四国八十八箇所

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若越新四国八十八箇所(じゃくえつしんしこくはちじゅうはちかしょ)は、四国八十八箇所の写し霊場の一つである。福井県敦賀市美浜町 (福井県)を中心に札所があり、若狭国越前国の範囲にあたるため、若越の名称が冠せられている。単に若越八十八ヶ所と呼ばれることもある。

嘉永4年(1851年)に「新四国略図」と「敦賀新四国道しるべ」が発行されており、この時期に成立したとみられる。大正15年(1926年)には、札所ごとのご利益を表す御詠歌を記載した「若越八十八ヶ所御詠歌」という冊子が発行されている。嘉永と大正資料では、一部札所の変更が見られ、また、1番から4番の札所は、1945年7月12日の敦賀空襲により、本尊の焼失、場所の移転といった影響を受けている。近年の資料としては、昭和40年代の資料があり、また大正の冊子を底本とした書籍「お地蔵さま 若越八十八ヶ所を訪ねて」が昭和51年(1976年)に刊行されている。

特徴

この霊場の特徴としては、本尊を地蔵尊とする札所が多い点、寺社以外の野仏、祠、お堂が目立つ点が挙げられる。札所の順番は、概ね時計回りとなっており、天筒山木ノ芽峠野坂岳、白木峠、西方ヶ岳といった山道にも札所があり、総延長は約130kmに及ぶ。系統だった道案内の表示はなく、札所の幾つかに石柱や木札などが立てられているのみである。

霊場一覧

関連項目

参考文献

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