荏原哲夫
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荏原の歌
藤田五郎(小説家)の「北海道やくざ者」(『大侠客』青樹社に収録)には荏原の歌について記述がある。
荏原哲夫は、まったく不思議な男だった。道を歩くときも、人を斬るときも、怪我をして医者の手当てを受けるときも、たえず言葉になっていない歌を唄っていた。口笛を吹くこともある。音痴で、音色も低かったが、不思議と哀感があった。この歌のどこが気に入ったのか、彼は死ぬまで、一つ覚えのその歌を唄い続けていた。
荏原哲夫関連の書籍
- 藤田五郎『大侠客』青樹社、1983年、ISBN 4-7913-0224-9
- 山平重樹『北海道水滸伝』双葉社<双葉文庫>、1999年、ISBN 4-575-50698-2
- 劇画
- 原作:山平重樹、脚本:天龍寺弦、画:沖田龍児『実録 不敵ヤクザ伝 雁木のバラ 荏原哲夫』2006年、竹書房バンブーコミックス、ISBN 4-8124-6336-X