薬剤耐性と薬剤抵抗性は同義であるが、ヒトや動物の感染症の原因になる微生物や、がん細胞の場合には、特に薬剤耐性と呼ばれることが多い。これらについては薬剤耐性の項を参照のこと。
農学の分野では、病害虫が殺虫剤に対する抵抗性を獲得する場合や、除草剤に対する抵抗性を植物が獲得する場合に用いられる。本項目では、この内容について解説する。
病害虫などの場合、薬剤抵抗性は以下の式(抵抗性比)で示される。
- 抵抗性比=抵抗性系統の半数致死薬量/感受性系統の半数致死薬量
なお別の概念として、植物の病原菌などに対する「抵抗性」があり、これと区別するために「耐性」という用語も使われる。