諸葛監

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翠柳芙蓉白鷺小禽図 絹本着色 明和2年(1765) 神戸市立博物館

諸葛 監(しょかつ かん、享保2年(1717年) ‐ 寛政2年(1790年))は、江戸時代中期に活躍した南蘋派絵師

は子文。通称は清水又四郎。別号に静斎・湖南・古画堂等がある。

江戸の富裕な家に生まる。南蘋派・長崎派の絵師だが長崎には遊学せず、中国古画や沈南蘋などの画を集めて独学。熱中しすぎて身代を潰したという(『雲室随筆』)。画姓の諸葛は1748年延享5年)に来舶した諸葛晋(南陽晋)に私淑したことから名乗った。江戸で南蘋画風を始めた最初期の絵師であり、これは江戸で南蘋派を代表する絵師・宋紫石より早い。岩村藩松平家の御用を勤め、一時姫路藩酒井雅楽助家に仕えたともいわれる。

強烈な色彩と墨線、濃厚な陰影の画様で花鳥画を得意とした。1759年宝暦9年)頃刊行の『冬至梅宝暦評判記』では、唐画の名手とされ、南蘋風の作品に定評があったようだ。実際、沈南蘋の作品など、中国画を模写した作品も残っている。また、細部へのこだわりを強く感じさせる作品も多い。

性格は剛毅で己を曲げず、貧困のうちに没したという。享年74。弟子に源鸞卿など。子は渡辺玄対に入門したが、画業は継がなかったらしい。

作品

出典

関連項目

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