軍事演習

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空母キティホーク」で行われた、ベトナム戦争以降最大のアメリカ海軍の軍事演習の様子
1983年リフォージャー演習に参加するドイツ軍レオパルト1戦車

軍事演習(ぐんじえんしゅう、英語:Military exercise, War game)は、軍事分野での兵士の育成を目標として行われる、戦闘模擬の演習のこと。軍事技術を兵士たちが付与するための訓練とは厳密に異なる。兵士の育成の他、兵器の運用テストや評価を目的として行われる事もある。

20世紀以降の軍事演習は、たびたび実戦作戦のようなコードネームをつけたものが多く行われている。

軍事演習で確認されている最古の記録は、フリードリヒ2世の命令によって1740年頃から行われたもので、これが本格的な軍事演習の前兆になったと言われている。

また、1870年-1871年に起こった普仏戦争ではプロイセンが勝利をつかんだが、これにはプロイセン軍が1811年頃から続けてきた、軍事演習の積み重ねの成果が表れたと認識された。軍事演習はこの戦争以後、他国でも人気を博し多く行われるようになった。

20世紀に入ると、軍事演習の中での兵士の反応や行動なども研究されるようになった。第二次世界大戦の後にアメリカ軍は、C4Iシステムなどの研究をランド研究所に依頼している。冷戦期に米軍は、ソ連核戦争を想定した多くの机上作戦演習を行っている。現在は、テロを想定した軍事演習が多い。

現代の軍事演習は、複数の国家間で行うものも多い。多国間で軍事演習を行う事により、システムや作戦の違いなどを互いに確認し、実戦時によりよく行動できる事も重視されている。ただ軍隊組織は転勤や新旧交代が多いため、比較的高い頻度で行わなければ、連携の確認ができず戦闘力が維持できないとされている。トランプ大統領は軍事演習の金銭的な無駄遣いとして、韓国との合同軍事演習を停止したことはあるが、戦闘力が維持できないと軍の高官から抗議を受けている。

記述した軍事演習の本来の目的以外に、軍事的に緊張関係のある関係国への示威行為として行われる要素も多分にある。また軍事演習を名目に侵略の契機としたり、侵略準備行動がされたりしてきたという歴史もあるため、深刻な対立国からみたら不愉快極まりなく、抗議を受けることがある。

近年では拡張現実を導入したXARMEX英語版の研究・開発も進められている。

各国の軍事演習

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