遂行機能障害
目標設定・そのプロセスの計画・効果的行動が出来なくなる高次脳機能障害の一種
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症状
認知症患者では遂行機能障害が社会生活にもっとも影響を与える。具体的には、無計画な行動をする、物事の優先順位をつけられない、いきあたりばったりな行動になってしまう、効率よく仕事ができない、指示されないと行動が開始できないなどの症状がみられる。以下に日常生活で認められる認知症の遂行機能障害をまとめる。
| 日常生活活動 | 障害の例 |
|---|---|
| 金銭管理 | ATMを操作できない、確定申告ができない、カードの利用方法がわからない |
| 服薬管理 | 処方された通りに服薬できない、かかりつけの医者に症状をうまく伝えられない |
| 買い物 | 複数の物品を買えない、適切な店で品物を買えない、割引などを利用できない |
| 調理 | 仕事の段取りが悪くなるが自覚していない、複数の仕事をこなせない |
| 趣味 | 自分で計画をたてて旅行に行けない、携帯電話やリモコンの操作方法がわからない、自動車運転で不注意な事故が増える、洗濯しながら料理するなど1つの行動ならばできても、2つの行動になると同時にできない |
検査
FABやEXITといった実行機能のスクリーニング検査が用いられる。
参考文献
- 認知症ハンドブック ISBN 9784260018494
- 認知症テキストブック ISBN 9784498129269