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四酸化ルテニウム

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四酸化ルテニウム(しさんかルテニウム、Ruthenium(VIII) tetroxide)は、組成式がRuO4の無機化合物である。無色の揮発性・反磁性液体だが、不純物によって大抵黒色である。四塩化炭素などの溶媒で安定した状態となる。

概要 物質名, 識別情報 ...
四酸化ルテニウム
Ruthenium(VIII) oxide
物質名
識別情報
ECHA InfoCard 100.039.815 ウィキデータを編集
性質
RuO4
モル質量 165.07 g/mol
外観 無色の液体
匂い 刺激臭
密度 3.29 g/cm3
融点 25.4 °C (77.7 °F; 298.5 K)
沸点 40.0 °C (104.0 °F; 313.1 K)
2% w/v at 20 °C
他の溶媒への溶解度 四塩化炭素
クロロホルムに可溶
構造
四面体形
ゼロ
危険性
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
NFPA 704 four-colored diamondHealth 3: Short exposure could cause serious temporary or residual injury. E.g. chlorine gasFlammability 0: Will not burn. E.g. waterInstability 1: Normally stable, but can become unstable at elevated temperatures and pressures. E.g. calciumSpecial hazards (white): no code
3
0
1
安全データシート (SDS) external MSDS sheet
関連する物質
関連物質 RuO2
RuCl3
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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合成

塩化ルテニウム(III)を過ヨウ素酸ナトリウムで酸化させて合成する。

構造

分子は、Ru=O結合距離 (169〜170 pm) の四面体形である[1]。

用途

ルテニウムの製錬
鉱石から金属や他のルテニウム化合物に製錬する際の中間体として利用される。他の白金族(platinum group metals:PGMs)のように、ルテニウムはしばしば他のPGMsなどと混合した状態か、少量含有した鉱石の形で発見される。
塩素酸化抽出物を蒸留することにより、OsO4と共に揮発し、他のPGMsから分離される。ルテニウムは、電気的な方法か塩酸でRuO4を還元することによって、OsO4から分離される。
有機化学
似たような性質を持つ酸化オスミウム(VIII)(OsO4)や 過マンガン酸カリウム(KMnO4)などより、強力な酸化力を持つ。[2]。
染色剤
人の油脂と反応し、茶色か黒色の二酸化ルテニウム (RuO2)に変化する為、指紋の検出などに利用されている[3]。

参考文献

外部リンク

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