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長谷川まりる

日本の児童文学作家 (1988-) From Wikipedia, the free encyclopedia

長谷川 まりる(はせがわ まりる、1989年平成元年〉10月22日[1](または1988年[2]) - )は、日本の児童文学作家。創作同人会「駒草」所属[3]

生誕 (1989-10-22) 1989年10月22日(36歳)
日本の旗 長野県諏訪郡原村
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
概要 長谷川 まりる(はせがわ まりる), 生誕 ...
長谷川 まりる
(はせがわ まりる)
生誕 (1989-10-22) 1989年10月22日(36歳)
日本の旗 長野県諏訪郡原村
職業 児童文学作家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 職業能力開発総合大学校東京校産業デザイン科
活動期間 2019年 -
ジャンル 児童文学ファンタジーSF
代表作杉森くんを殺すには』(2023年)
主な受賞歴 講談社児童文学新人賞佳作(2018年)
日本児童文学者協会新人賞(2022年)
野間児童文芸賞(2024年)
デビュー作 「お絵かき禁止の国」
公式サイト 長谷川まりる (@marie_loouise) - X(旧Twitter)
ウィキポータル 文学
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経歴

長野県諏訪郡原村生まれ[1]。母の長谷川マリーはフランス系カナダ人で、父と一緒に八ヶ岳連峰の西麓の村に移住し、ケベック料理のレストランを開いたほか、レシピ本『マリーのケベック田舎料理』(1994年、雄鶏社)を出版している[4]

中学生の頃から執筆を始める。それまでは漫画を書いていたが、年が離れた姉たちの方が絵が上手で、姉よりも本を読むのが好きだっため文章なら姉たちよりうまく書けるかもしれないと思い書くようになった。小説を書いていると知られるのが恥ずかしく、またクリスチャンだった母に魔術が出てくる本も漫画も禁じられていたため、家族に隠れてこっそり書いていた[4][5]

いつか自費出版して自分で本をデザインをできるようにするため、職業能力開発総合大学校東京校産業デザイン科へ進学[1][2][4]。21歳まで東京都青梅市で暮らした[3]

大学を卒業した頃、姉の友だちの母が児童文学作家のにしがきようこだと知る。実家のすぐそばに住んでいたこともあって訪ね、書き溜めていた小説を見せたところ、にしがきが参加している児童文学の創作同人会「SFファンタジー研究会」(後に駒草に改名)を紹介してもらう。濱野京子や作家を目指す人などと多く出会ったことで、作家を目指すことは恥ずかしいことではないとカルチャーショックを受け、作家を目指すようになった[4][5]。また、デビュー前には翻訳家の金原瑞人の創作ゼミに通っていた[4]

2018年、「お絵かき禁止の国」で第59回講談社児童文学新人賞佳作を受賞。翌年に同作でデビュー[2]

2022年、『かすみ川の人魚』で第55回日本児童文学者協会新人賞を受賞[1]。2024年、『杉森くんを殺すには』で第62回野間児童文芸賞を受賞[1]

人物

  • 映画が好きで映画館でアルバイトをしていたことがあった。物語を書くために映画をたくさん観ることを勧めており、「とくに児童文学を書きたいなら、ぜったいディズニー映画を観たほうがいい」としている[5]。また、『杉森くんを殺すには』は2015年公開の映画『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』を観て思いついたといい、「大切な人が亡くなったというのにけろりとしている主人公を見て、「こんな人の話を書きたい」と思った」のが書くきっかけになったという[6]
  • 大塚英志が原作を担当するマンガがきっかけで、民俗学が好きになったといい、特に「山人伝説」に惹かれた[7]
  • 2025年4月時点でイタリアンでアルバイトしながら執筆をしている[8]
  • 創作の原点を、クリスチャンの母に「聖書でだめだと書かれていることは「だめ」と言われることが多かった」ことからくる怒りだとしており、創作のテーマは「一貫して「自分の頭で考えること」だったと思います」としている[4]

受賞・候補歴

  • 2018年 - 「お絵かき禁止の国」で第59回講談社児童文学新人賞佳作受賞
  • 2022年 - 『かすみ川の人魚』で第55回日本児童文学者協会新人賞受賞
  • 2024年 - 『杉森くんを殺すには』で第62回野間児童文芸賞受賞
  • 2025年 - 『アリーチェと魔法の書』で第42回うつのみや子ども賞受賞[9]
  • 2026年

作品

小説

妖怪サトリシリーズ

  • 妖怪サトリのウロコ落とし(2025年7月 小学館
  • 妖怪サトリと天狗笑い(2026年7月 小学館)

黒魔術師ガブリエラシリーズ

  • 黒魔術師ガブリエラ 1 復讐の代償(2026年4月 静山社
  • 黒魔術師ガブリエラ 2 魔女狩りの町(2026年7月 静山社)

ノンシリーズ

  • お絵かき禁止の国(2019年6月 講談社
  • かすみ川の人魚(2021年11月 講談社)
  • 満天inサマラファーム(2022年9月 講談社)
  • キノトリ/カナイ 流され者のラジオ(2023年8月 静山社)
  • 杉森くんを殺すには(2023年9月 くもん出版
  • 砂漠の旅ガラス(2023年10月 小学館)
  • 呼人は旅をする(2024年10月 偕成社
  • アリーチェと魔法の書(2025年4月 静山社)
  • この世は生きる価値がある(2025年6月 ポプラ社
  • ぼくのシェフ(2025年7月 くもん出版)
  • 花売り姫(2025年12月 PHP研究所
  • 13人の魔女への扉(2026年4月 理論社
  • 宇宙人のいる教室(2026年8月 岩崎書店

アンソロジー

「」内が長谷川の作品

  • YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors(2023年5月 YA!ENTERTAINMENT)「チキンとプラム」
  • 1話10分秘密文庫(日本児童文芸家協会 編 2024年11月 新星出版社)「墓場まで持っていく話管理局」
  • 10分後にココロに効く アオハル ショート ストーリーズ 気になるあの子(日本児童文芸家協会 編 2026年3月 フレーベル館)「相合い傘に入るまで」

雑誌掲載

小説

  • 「趣海坊天狗譚」 - 『日本児童文学』2023年1・2月号 - 9・10月号
  • 「耳鳴りの王さま」 - 『飛ぶ教室』第73号(2023年春)
  • 「希呼の実験」 - 『飛ぶ教室』第81号(2025年春)
  • 「笑う者は測るべからず」 - 『小学8年生』2025年 自由すぎる!大研究号(2025年7月)
  • 「髪の泡」 - 「WEB別冊文藝春秋」2026年1月23日[12]
  • 「パラレル☆亜里砂」 - 『飛ぶ教室』第85号(2026年春)
  • 「リピート」 - 「WEB別冊文藝春秋」2026年6月22日[13]

エッセイ・コラムなど

  • 「私の新刊『杉森くんを殺すには』 長谷川まりる」 - 『こどもの本』2024年5月号[14]
  • 「私の○○ベスト3 Vol.79 長谷川まりる シェフのまかないベスト3」 - 「実日オンライン」2025年4月8日[8]

対談・インタビュー

  • 「長谷川まりる『呼人は旅をする』◆熱血新刊インタビュー◆」 - 「小説丸」2025年1月11日[15]
  • 「思春期って、自分を変えた時期のことかなと思うんです『花売り姫』」 - 『ダ・ヴィンチ』2026年2月号[7]

メディア・ミックス

映画

  • 杉森くんを殺すには(2027年公開予定)[16]

脚注

外部リンク

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