陳志堅
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陳志堅(ちん しけん/ジージャン・チェン、英語:Zhijian James Chen、簡体字:陈志坚、繁体字:陳志堅、拼音: Chén Zhìjiān、白話字:Tân Chì-kian、1996年生まれ)は中国系アメリカ人の生化学者、免疫学者。テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンター分子生物学部の教授。福建省泉州市安渓県出身。核酸が細胞内部から自然免疫および自己免疫反応を引き起こすメカニズムの発見により2019年の生命科学ブレイクスルー賞を受賞。主な業績はサイクリックGMP-AMP合成酵素(cGAS)の発見やcGAS/STING経路の同定。
来歴
1985年に福建師範大学を卒業した。1991年にニューヨーク州立大学バッファロー校で生化学のPh.D.を取得後、ソーク研究所で博士研究員を務めた。その後、カリフォルニア州アーバインのバクスター・ヘルスケアで研究員として勤務し、続いてマサチューセッツ州ケンブリッジのバイオテクノロジー企業プロスクリプトで主任研究員を3年間務めた。同社では、がん治療薬ベルケイドの開発につながるアッセイの開発・改良に携わるとともに、分子生物学および創薬研究に従事し、この時期にユビキチンの研究を開始した。1996年にはハーバード大学のトム・マニアティスとの共同研究により、NF-κBシグナル伝達が正常に機能するためには、キナーゼがユビキチンによって活性化される必要があることを明らかにした。ユビキチン研究をさらに発展させるには大学での研究が適していると考え、1997年にプロスクリプトを退職してテキサス大学サウスウェスタンメディカルセンターに研究室を開設し、同大学の教授に就任した。現在は同大学でGeorge L. MacGregor Distinguished Chair in Biomedical Scienceを務めるとともに、2005年からハワード・ヒューズ医学研究所の研究員を兼任している。
主な受賞歴
- 2012年 - 米国科学アカデミー賞分子生物学部門
- 2014年 - 米国科学アカデミー会員選出
- 2018年 - ルーリー賞
- 2019年 - 生命科学ブレイクスルー賞
- 2020年 - ウィリアム・コーリー賞
- 2023年 - ルイザ・グロス・ホロウィッツ賞
- 2024年 - アルバート・ラスカー基礎医学研究賞
- 2025年 - パウル・エールリヒ&ルートヴィヒ・ダルムシュテッター賞、クラリベイト引用栄誉賞、王立協会外国人会員選出
- 2026年 - 日本国際賞
参照
- Howard Hughes Medical Institute Bio
- 'Good' Prion-Like Proteins Boost Immune Response, Scientists Report. Science Daily. Retrieved 13 April 2012.
- Chen Lab Research