本は横本全1巻で、可亭道人(羽倉可亭)の出版2年前に当たる文政11年(1828年)に書かれた漢文の序文がある。内容は五十項目に分けられ、末尾に「スベテ焼モノ多シ、コノ小冊ニ、モレタルモアルトイエトモ、クワシクアラワスニ、ヲナジ理ナリ、大略ヲ出ス」と記し、当時の陶法を網羅している事を示している。
項目は
- 原石(磁石、陶土)
- 中国古陶磁
- ロクロ
- 素焼窯
- 諸窯道具
- 南京窯
- 青磁薬
- 絵薬
- 青磁や磁器の地土
- 本窯内の積み方
- 本窯内の薬加減
- 錦焼の仕方及び窯
- 交趾焼
- 土焼薬の産地
- 土焼本窯
- 三島焼、古信楽、萩焼
等の陶法にわたっている。