1971年、アフガニスタンで貧乏旅行をしていた日本人青年・工藤森夫と鴫原達郎は、帰国費用がなくなり途方にくれていたところ、病身の女性・相沢葉子からバーミアンに捨ててきた息子・淳一を連れて帰るように依頼される。乗り気ではなかったが、2人は高価な指輪を受けとったことから淳一を探しにいく。すぐに見つけられたその少年は、地元民から「魔王」と呼ばれ、恐れられていた。帰りの道中で地元民から襲撃され、森夫は負傷し、鴫原は2人を見捨てていった。その後、苦労して帰国し、相沢葉子が所属していた新宗教「ひかりのみち教団」に少年を送り届けるが、そこでも拒絶される。その頃、日本は我々が知る歴史と異なる道を進み、悪意の化身である政治家、海藤が野望を実現しつつあった。