鳴海真希子
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東京芸術大学時代
ジュリアード音楽院時代
1997年から東京芸術大学大学院の修士課程を休学して、ロータリー財団奨学生としてニューヨークのジュリアード音楽院でベバリー・ジョンソンに師事。さらにジュリアード オペラセンターで研修を積む。
鳴海の才能は、ニューヨークで花開く。渡米翌年、1998年夏のコロラド州アスペンのアスペン音楽祭ではヴェルディ『ファルスタッフ』のクィックリー夫人役でオペラデビューを果たす。また1999年夏のアスペン音楽祭では同音楽祭50周年記念委嘱作品、ベルナルド・ランズの歌劇『ベラドンナ』(Belladonna 世界初演)の主役を、またワーグナー『神々の黄昏』(演奏会形式)にフロースヒルデで出演した。1999年2月にはジュリアード・オペラ・センター主催によるブリテン『ルクレティアの凌辱』でタイトルロールを演じた。1999年5月ジュリアード声楽コンチェルト・コンクールで優勝し、1999年9月にマーラー『リュッケルト歌曲集』をジュリアード・オーケストラと共演。またメトロポリタン歌劇場主催の全米コンクール準決勝入賞、1999年リチア・アルバネーゼ(en:Licia_Albanese)プッチーニ財団国際声楽コンクール第2位に入賞した。
ここまで渡米2年での活躍としては出色であったが、翌2000年にもシンシナティ交響楽団のシンシナティ五月祭において、マーラーの交響曲第8番のアルト独唱をつとめる。また同年7月タングルウッド音楽祭では、アメリカの若手音楽家にとって最も重要な全米オーディションに合格、小澤征爾の指揮でヴェルディ『ファルスタッフ』のクィックリー夫人役に出演。ボストン・グローブ紙は「バリエーションに富んだ豊かな声」とその演奏を高く評価した。同年8月アスペン音楽祭でプッチーニ修道女アンジェリカ』のプリンチペッサ役に出演。さらに同年9月にはシュトゥットガルト歌劇場でモンテヴェルディ『ポッペアの戴冠』にアルナルタ役で出演した。2001年4月にはジュリアード・オペラ・センターでプーランク『カルメル会修道女の対話』のクロワシー役で出演した。
この時期の日本での活動は、1999年と2001年に東京でリサイタルを開催。2001年には東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会でストラヴィンスキー『夜鳴きうぐいす』の死神役、また東京J.S.バッハ合唱団などのアマチュア団体の公演にも出演。2000年の 第9回定期演奏会では、バッハのマタイ受難曲第39曲アリア「Erbarme dich, Mein Gott」(「主よ、我を憐れみ給え」)を披露した。
1999年3月には東京芸術大学大学院の修士課程を修了している。